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「感情センシングサービス」の国内市場規模は2025年に73億円、2030年以降伸張を続け、2045年には3,850億円規模に達すると予測

シード・プランニング、調査レポート「感情センシングサービスの市場動向と展望」発刊

株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、感情センシングサービスに関する市場調査を実施し、調査レポート「感情センシングサービスの市場動向と展望」を発刊したことをお知らせいたします。

国内の感情センシングサービス市場について、最新の市場動向を明らかにするとともに、市場規模予測を行い、今後の展望について示すことを目的に本調査を実施しました。


調査の背景と目的

昨今、インターネットの普及とICTやIoT等のデジタル技術の急速な発展に伴い、従来の技術では不可能であった感情の可視化を実現する技術が進み、企業の商品・サービス開発やマーケティング活動、営業・採用活動等、業界・分野を問わず幅広い場面で実用化されてきました。各社独自のアルゴリズムやセンサー、ソリューションを開発・展開をしています。

また、政府の掲げたムーンショット目標9においては、「2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現」と設定し、2022年9月よりプロジェクトが始動。感情の機序解明と、感情センシング技術の発展、それに係る倫理的課題の解決に向けて、社会全体が一丸となって進め、精神的要素から起因する社会問題を解消し、精神的に豊かな社会の実現を目指していくとされています。

これら以外にも様々な要因(※1)はあげられ、感情センシングサービスの需要・必要性は、今後も大いに成長することが予測できます。

このような背景を踏まえ、今なお、技術的発展途上にある感情センシングサービスの現状おび各業界における市場動向、導入・活用事例、今後の課題や展望について示しております。

またこれらの結果に基づき、2025年から2045年までの国内の感情センシングサービスの市場規模を予測しております。

以上の調査結果をまとめた詳細の調査レポート「感情センシングサービスの市場動向と展望」を9月19日発刊し、全238ページにわたり書籍版・PDF版にてまとめております。

本書の概要は以下の通りです。
■感情センシングサービス業界・応用分野、関連政策
■感情センシングサービスの市場予測と今後について
■企業動向(関連企業48社)

本書の詳細とご購入、関連レポートはこちら
本書の詳細とご購入はこちら
http://store.seedplanning.co.jp/item/11722.html

※1:あらゆる要因の詳細については、調査レポートにまとめております。

感情センシングサービスについて

「感情センシング」は、センサーを通じて瞳孔・視線・口角の動きなどの表情、音声、テキスト、そして脳波・心拍・発汗量・血圧などの生体情報を検知し、独自のアルゴリズムで感情に変換する幅広い技術を指します。
また「感情センシングサービス」においては、解析対象となり得る生体情報、音声、画像(表情)、テキストデータを検知するセンシング技術と、取得した情報を解析し数値化した感情を出力する解析技術に大別することができます。

本調査の対象となる製品・サービスは、「言語情報や非言語情報から感情をセンシングする技術を活用した製品・サービス」としております。

従来、画像解析による感情センシングサービスが先行しておりましたが、近年、デジタル技術の進展やAIの登場、ビックデータの利活用推進により、音声や生体情報から特定のデータを抽出し、様々なアルゴリズムを組み合わせて、感情を定量的に可視化する製品・サービスが増加してきました。さらに、音声や画像を組み合わせるなど、マルチモーダルな感情センシングサービスも徐々に増えつつあります。

なお、感情センシングサービスは幅広い分野に応用されております。

「モビリティ」や「教育」「医療・介護・ヘルスケア」「セールス」「人事・労務」「マーケティング」「エンターテイメント」「観光」「ものづくり」「空間設計」「接客」等幅広い分野での活用があげられます。

モビリティ分野
• 医療・介護・ヘルスケア分野
• 教育分野
• セールス分野
• 人事・労務分野
• マーケティング分野
• エンターテイメント分野
• 観光分野  等々

市場規模の調査結果 ※調査レポート内容より一部抜粋

感情センシングサービスの市場規模は、2025年 73億円、2033年以降さらに伸張し、2045年には3,850億円越えに達する見込み

感情センシングサービスの市場規模予測

ヒアリングおよびオープンデータの分析、政府における感情センシング技術に関連する予算等を踏まえて、2025年以降の市場規模およびその後の市場成長を検討いたしました。

2025年に73億円、2030年以降よりさらに伸張を始め、2040年、2045年には飛躍的な拡大をみせ2045年には3,850億円の市場規模に到達すると予測します。

これらの飛躍的な要因には、技術・サービスの幅広い分野での応用、社会課題の解決に対するインパクトの大きさといった感情センシングサービスが持つ特性、デジタル技術の飛躍的な進展などが推進力となり、感情センシングサービス市場は長期的に伸長していくと予測しております。

なお、調査レポート内では分野ごとの数値も算出しております。

<分野の内訳>
■モビリティ分野
■医療・介護・ヘルスケア分野
■教育分野
■セールス分野
■その他

感情センシングサービスの可能性・今後の展望

デジタル技術の進展・AIの浸透、コロナ禍を経て変化した働き方、非対面のコミュニケーション機会の増加、精神的要素に起因する社会課題などの社会環境的な要因が市場に影響を与え、サービスの需要は今後も堅調に高まることが見込まれます。
総じて、感情センシングの技術・サービスは高度化し、今後幅広い分野で技術実装・サービスの普及が進んでいくと予測します。

そのほか、ムーンショット型研究開発制度のように、国からの大規模な研究投資が後押しとなり、基礎研究の深耕や社会実装が一層進むと考えられ、サービスにおいては、音声と画像、生体情報と音声というように、マルチモーダルなサービスが増えていくと予測します。
 
感情を可視化した情報をいかに付加価値の高い情報に転換し、製品・サービスとして実装していくのかが一つの鍵を握る市場領域です。技術的・社会的課題など様々な課題が残っているものの、感情センシングの有する画期性と社会的インパクトの大きさなどを見込み、多くの企業や大学・研究機関が感情センシングの可能性に期待を寄せている状況です。

社会的課題や技術実装・サービス普及に向けて様々な課題が残っているものの、本調査を通じて明らかになったことは、感情センシングサービスの認知度や技術・サービスに対する期待値は着実に上がり、活用場面も徐々に広がっており、時間はかかるものの市場は拡がっていくことが期待できます。

■調査概要
・調査対象:感情センシングサービス
・調査方法:オープンデータ活用、訪問ヒアリング、Webインタビュー
・調査期間:2023年4月~2023年8月
・調査主体:株式会社シード・プランニング

・本調査の対象となる製品・サービスについて (※)
※本調査の対象となる製品・サービスは、「言語情報や非言語情報から感情をセンシングする技術を活用した製品・サービス」とする。
 ※言語情報や非言語情報をセンシングするのみの技術・製品は対象に含まれない。
 ただ、感情の定義が曖昧であり、必ずしも上記の定義と一致しなくても、各社が感情センシングと謳っている製品・サービスは対象に含めることとする。

■本調査結果を掲載したレポートの概要
レポート名:感情センシングサービスの市場動向と展望
発刊日  :2023年9月19日
体裁   : A4 /238ページ
発行   :株式会社シード・プランニング

<目次>
【1】総括
【2】感情センシングサービスの市場概況
  1.感情センシングサービスとは 
  2.感情センシングサービスの技術区分
  3.感情センシング技術・サービスの変遷と背景
  4.感情センシングサービスの関連政策
  5.応用分野別における感情センシングサービス
  6.倫理的法的制度の検討
  7.感情センシングサービス市場の課題
  8.感情センシングサービスの市場予測・展望
【3】取材企業・大学・研究機関の個票  (全11社)
【4】企業の個票 (全48社)

<掲載内容・詳細>
 「調査概要」の項を参照下さい URL:http://store.seedplanning.co.jp/item/11722.html

販売価格:
・書籍版:132,000円(税込)
・PDF版:132,000円(税込)
・PDFコーポレート版  :330,000円(税込)
・セット① 書籍版+PDF版 :165,000円(税込)
・セット② 書籍版+PDFコーポレート版:363,000円(税込)

■会社概要
社名  :株式会社シード・プランニング  https://www.seedplanning.co.jp/
所在地 :東京都文京区湯島3-19-11
設立  :1983年2月
代表者 :代表取締役 梅田 佳夫
資本金 :30,000,000円
事業内容:・・・・・「メディカル」「創薬・バイオ」「ヘルスケア」「DX・IT・素材」「エネルギー・環境」領域を主体に、市場調査レポートの刊行、市場調査/コンサルティングの受託、事務局運営、各種セミナーを行っています。
40年の調査/出版活動で築いた知的リソース、人的ネットワークを駆使し、お客様へ最適なサービスを提供していきます。

■お問い合わせ
株式会社シード・プランニング
広報担当
E-mail : koho@seedplanning.co.jp
TEL : 03-3835-9211(代) / FAX : 03-3831-0495

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