遠隔接客サービスにおけるロボット・AI・アバターの最新動向を調査
~「小売業」「金融・保険」が主要サービスに~
株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、近年会議以外での用途が多様化するオンライン会議サービスにおいて、人材不足、DX化も追い風となり注目を集めるロボット、AIアバターなどの遠隔接客サービス(遠隔接客、リモート接客、遠隔指示)における調査を実施し、市場規模を公開したことをお知らせいたします。
調査の背景と目的
遠隔接客サービスは、本来、人が人にリアルで対応している接客、相談、指導等をWeb会議等遠隔で行うサービスを指し、映像、音声、テキストを活用して行うサービスです。
Web会議と遠隔接客サービスの違いは、Web会議システムは常時接続が必要になるのに対し、遠隔接客サービスは、必要なときだけ呼び出して簡単に接続できる点です。また、人の代わりにアバターやロボットも利用できます。近年はAIを活用する動きもあり、社内外のオンライン会議(ビデオ会議/Web会議)以外の用途が進んでいます。
遠隔接客サービスはAI、デジタルサイネージ、オンライン会議、SNS、ロボット、VR、アバター、ECサイト、Webセミナー、ライブ配信など他のサービスと連動した遠隔での接客を目指しています。他のサービスからの一つの付加価値として遠隔接客サービスを提供するものもあります。
さらに各分野での人材不足、DX化も追い風となり伸長する中、ロボット、AIアバターなどの遠隔接客サービス(遠隔接客、リモート接客、遠隔指示)の現状を分析し各企業へのヒアリングにより今後の動向を明確化しました。
遠隔接客サービスの業界動向・市場動向・ユーザー動向・今後の業界動向を整理すること目的とし、本調査を実施しております。
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http://store.seedplanning.co.jp/item/12115.html
遠隔接客サービス参入企業数について
遠隔接客サービスは10年前の2014年頃から始まり、その後参入企業は減少しましたが、新型コロナウイルスの影響で、非接触・3密回避が推奨され2018年からコンスタントに参入企業が増えました。特に2020年から2022年に25社以上の参入があり、全体の約5割を占めます。
2023年に新型コロナウイルスが5類になって以降、会社にスタッフが戻ってきてからは遠隔接客サービスの目的が人材不足を補うサービスに代わってきました。また生成AIの進化で、AIアバターも登場してきており、今後この業界の動向が注目されます。またロボットの活用も注目されます。
遠隔接客サービス市場規模について
遠隔接客サービスの国内市場規模は2018年9社の参入で17億円です。その後、2020年18社の参入で34億円。2022年34社の参入で76億円。2025年には85社の参入で130億円が見込まれます。
遠隔接客サービスのAI・アバターの活用状況
遠隔接客サービス45社のAI・アバターの活用状況を見るとアバター採用している企業が、60.0%と一番多い結果となりました。AI採用は45.0%です。
調査概要
遠隔接客サービス関連企業約 40 社
事業者への取材及びオープンデータ調査
遠隔接客サービス業界動向
遠隔接客サービス市場動向
2025年1月~2025年6月
株式会社シード・プランニング
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E-mail : koho@seedplanning.co.jp
広報担当