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ChatGPT等の大規模言語モデル(LLM)を使用した対話AIサービス市場は、2027年に約6,905億円に発展

2023年版 対話AIサービスの現状と将来展望
~ChatGPT・GPT-4を含む大規模言語モデル(LLM)がもたらす新市場~
• ChatGPT等の大規模言語モデル(LLM)を使用した対話AIサービスの市場規模(2023年度~2027年度)を「楽観的」「悲観的」「現実的」の3パターンの将来発展シナリオ分析を行い、市場規模を推計しました。
• 「楽観的シナリオ」では、2027年度までに約6,905億円市場に発展すると予測しました。
• 大規模言語モデル(LLM)の技術動向や主要プレーヤーの動向、国内外の政策・規制動向などを網羅的に記載しました。
• 注目される国内・米国・グローバルのサービスの調査を行い、企業252社(257サービス)を総覧的に情報収集し、個票化しました。
• さらに、各サービスの内容を分類・詳細分析し、国内市場と米国・グローバル市場を比較分析しました。

株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、ChatGPT等の大規模言語モデル(LLM)を使用した対話AIサービスサービスに関する市場調査を行い、このほど、その結果をまとめましたのでお知らせいたします。

 OpenAIが開発したGPT(Generative Pre-trained Transformer)に代表される大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)は、高度な機械学習や大量の学習用テキスト、大規模な計算機資源を駆使することによって、数年来、精度向上の挑戦が続けられてきました。その結果、OpenAIのChatGPTは、2022年11月30日に公開された後、わずか1か月超の期間で世界1億人のアクティブユーザーを獲得し、“歴史上最も急速に成長したアプリケーション”と表されています。
 ChatGPTやGPT-4は、対話AI(対話型AI)として、文章作成や文章要約、検索、質問応答、インサイト等の機能を提供できるとともに、最近ではコンピュータ言語のコード生成やデバッグまでも自動化ができるようになっています。このようなLLMを使用した対話AIサービスは、いわばビジネス活動や日常生活の基本要素である言語の取扱いを省力化・自動化するサービスであり、産業革命以来の自動車やテレビ、インターネット、スマートフォンの発明に匹敵するゲームチェンジャーの新技術として、驚くべきスピードで発展していく可能性を秘めています。
 一方、ブラックボックス化したLLMは、セキュリティや著作権侵害、盗用(剽窃)、正確性に関する問題を抱えており、世界的に議論が過熱しています。一部の国では利用規制に動くとともに、主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)においてはG7主導による国際ルールづくりを進めることが決定される等、AIのリスクに警戒する動きが拡大しています。
 以上のことから、大規模言語モデル(LLM)を使用した対話AIサービスについて、国内市場及び米国・グローバル市場の最新のサービス事例や規制動向等を調査することにより、国内外のサービス事例(計257件)を総覧的に収録・分析するとともに、国内市場に関する将来発展シナリオの分析を行いました。その上で、これらの結果に基づいて、2027年までの国内市場の市場規模を予測しました。

以上の調査結果をまとめたレポートは「2023年版 対話AIサービスの現状と将来展望」として6月15日に発刊予定です。

本書の詳細とご購入、関連レポートはこちら

本書の詳細とご購入はこちら
http://store.seedplanning.co.jp/item/11622.html

本書のポイント、掲載内容、本書の概要は以下の通りです。

調査結果のポイント

■ 対話AIサービス市場は、2027年に約6,905億円に発展する。
対話AIサービス市場

今回の調査では、公表データ等より参入企業のサービス体系や提供料金の情報を収集・整理し、SaaS市場、アドオン市場、個別ソリューション市場の3つの市場セグメントの利用料の総額を市場規模として算出。なお、調査の市場規模に含まれている生成AIソリューションは対話AIサービス(テキスト生成サービス)であり、画像・音声・動画のみの生成AIサービスは含まれておりません。
楽観的シナリオとして2023年度140億円、2027年度に約6,905億円に発展すると予測しました。
対話AIサービスのビジネス形態としては「SaaSビジネス」及び「アドオン型提供」と「個別ソリューションビジネス」の提供状況があり、レポートではそれぞれの市場規模を予測しています。
さらに、楽観的シナリオとともに、悲観的シナリオと現実的(中間的)シナリオの市場規模も推計しています。

■ 対話AIサービスを4種類計45区分に分類し、詳細分析
今回の調査では、対話AIサービス市場をビジネス形態、サービス機能、利用産業、企業内利用部署の4種類計45区分に分類しました。それぞれの形態について国内及び米国・グローバルのサービスを分類・分析しています。
各セグメントは下記の通りです。

1.ビジネス形態(3セグメント)
 ① SaaSビジネス
 ② アドオン型提供
 ③ 個別ソリューションビジネス
2. サービス機能別(13セグメント)
 ① 文章生成
 ② 文章要約
 ③ 検索
 ④ 質問応答
 ⑤ 提案・討論
 ⑥ インサイト・データ解析
 ⑦ 感情分析
 ⑧ 検索エンジン最適化(SEO)
 ⑨ 盗用・不正チェック
 ⑩ 文字書き起こし
 ⑪ プログラミング
 ⑫ 多言語翻訳
 ⑬ LLM活用ツール
3. 利用産業別(14セグメント)
 ① 汎用型(全産業横断的な利用)
 ② 接客・飲食・小売
 ③ EC・ネット通販
 ④ 動画・音楽・テレビ
 ⑤ 趣味・エンタメ・ゲーム
 ⑥ ライフスタイル・スポーツ

 ⑦ 教育・教養・学習支援
 ⑧ 医療・福祉・ヘルスケア
 ⑨ 宿泊
 ⑩ 広告・宣伝
 ⑪ 学術研究・研究開発
 ⑫ 金融・保険
 ⑬ 官公庁
 ⑭ その他
4. 企業内利用部署別(15セグメント)
 ① 部署全般
 ② 経営企画
 ③ 法務
 ④ 財務・経理
 ⑤ 総務
 ⑥ 人事
 ⑦ 情報システム
 ⑧ マーケティング
 ⑨ 営業
 ⑩ 販売
 ⑪ 広告・メディア
 ⑫ CS(Customer Service)
 ⑬ 調査
 ⑭ 研究開発
 ⑮ 製造

各分野の詳細や分析結果はレポートを参照されたい。

本書の構成

第1章 調査結果の
サマリー
 1.市場セグメントの分類
 2.市場概況のサマリー
 3.国内市場分析のサマリー
  (1)ビジネス形態別のセグメンテーション分析
  (2)セグメンテーション分析(サービス機能別)
  (3)セグメンテーション分析(利用産業別)
  (4)セグメンテーション分析(企業内利用部署別)
  (5)セグメンテーション分析(日本市場と米国・グローバル市場の比較)
  (6)ゲームチェンジャーとなる技術革新シナリオ(5パターン)
  (7)対話AIサービス市場が抱えるリスク分析(6分野)
 4.発展シナリオのサマリー
 5.国内市場規模の予測結果(サマリー)
  (1)楽観的シナリオの市場規模予測(2023年度~2027年度)
  (2)悲観的シナリオの市場規模予測(2023年度~2027年度)
  (3)現実的(中間的)シナリオの市場規模予測(2023年度~2027年度)
第2章 対話AIサービス市場の市場概況  1.過去10年間のビジネスの変遷
 2.大規模言語モデル(LLM)の技術動向
  (1)言語を扱うAIの可能性
  (2)従来の自然言語処理技術の限界
  (3)限界を克服した強力な大規模言語モデル(LLM)の登場
 3.大規模言語モデル(LLM)の主要プレーヤーの動向
  (1)OpenAI(GPT等)
  (2)Microsoft
  (3)Google
  (4)Amazon
  (5)Meta
  (6)TruthGPT
  (7)MosaicML Foundation
 4.国内における大規模言語モデル(LLM)開発の動き
 5.大規模言語モデル(LLM)の利用効果
  (1)学科試験の能力
  (2)省力化・自動化
  (3)ガートナーによる将来予測
  (4)自然言語以外への応用可能性
  (5)LLMに代替される職業・業務
 6.国内の個別ソリューションビジネスの概況
 7.政策・規制動向(日本)
  (1)政府の動き
  (2)自民党デジタル社会推進本部の動き
  (3)自治体での規制導入
  (4)主要7カ国(G7)デジタル・技術相会合の結果
 8.政策・規制動向(海外)
  (1)米国
  (2)欧州
  (3)イタリア
  (4)英国
  (5)中国
第3章 対話AIサービス市場の国内市場分析  1.セグメンテーション分析(ビジネス形態別)
  (1)「SaaSビジネス」及び「アドオン型提供」の提供状況
  (2)「個別ソリューションビジネス」の提供状況
 2.セグメンテーション分析(サービス機能別)
  (参考)スマートスピーカー、チャットボット、対話ロボットとの比較
 3.セグメンテーション分析(利用産業別)
 4.セグメンテーション分析(企業内利用部署別)
 5.セグメンテーション分析(日本市場と米国・グローバル市場の比較)
 6.消費者向けの対話AIサービスの取引形態
 7.対話AIがもたらすコンテンツ産業と海外輸出への影響
 8.ゲームチェンジャーとなる技術革新シナリオ(5パターン)
 9.対話AIサービス市場が抱えるリスク分析(6分野)
第4章 対話AIサービス市場の発展シナリオ  1.発展シナリオの分析手法
 2.発展シナリオの分析結果
第5章 対話AIサービスの市場規模予測  1.国内市場規模の予測方法
 2.楽観的シナリオの市場規模予測(2023年度~2027年度)
 3.悲観的シナリオの市場規模予測(2023年度~2027年度)
 4.現実的(中間的)シナリオの市場規模予測(2023年度~2027年度)
対話AIサービス総覧
個票編
 1.国内注目サービス一覧
 2.グローバル大手SaaSサービスの対話AIサービス動向
 3.国内市場編
  (1)サービス個票(全144サービス)
  (2)個別ソリューション事例個票
 4.米国・グローバル市場編(全113サービス)

   掲載企業・サービス名はお問合せください。

掲載事例

「第2章 対話AIサービス市場の市場概況」分析内容掲載例

「第2章 対話AIサービス市場の市場概況」分析内容掲載例 width=

「対話AIサービス総覧個票編」掲載例

「対話AIサービス総覧個票編」掲載例

調査概要

調査対象

合計252社: 国内企業139社(144サービス)米国・グローバル企業113社(113サービス)

調査目的

国内及び米国・グローバルの大規模言語モデル(LLM)を使用した対話AIサービス市場について、最新のサービス動向及び政策・規制・技術動向を明らかにすることで、国内市場に関するセグメント分析やリスク分析、将来発展シナリオの分析を行い、これらの結果に基づいて同市場の将来の市場規模を予測することを目的に本調査を実施した。

調査方法

①ネットリサーチによる公開情報収集(企業ウェブサイト、プレスリリース等)
②リサーチ結果に基づくセグメント分析、リスク分析、将来発展シナリオの分析
③将来発展シナリオに基づく対話AIサービス市場の市場規模予測(ビジネス形態別)
④対話AI、コンテンツ、SIerについて詳しい有識者へのヒアリング

調査期間

2023年4月~5月

本調査結果を掲載したレポートの概要

• レポート名:2023年版 対話AIビジネスの現状と将来展望
       ~ChatGPT・GPT-4を含む大規模言語モデル(LLM)がもたらす新市場~
• 発 刊 日 :2023年6月15日
• 体   裁 :A4/628ページ
• 発   行 :株式会社シード・プランニング
• 販 売 価 格 :書籍版またはPDF版 198,000円(税込)
        書籍+PDFセット版 231,000円(税込)
• 概 要 目 次 :概要は「本書の構成」の項を参照
        詳細は、本書HP(http://store.seedplanning.co.jp/item/11622.html)を参照

本件に関するお問合せ先
株式会社シード・プランニング
〒113-0034
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル 4F
TEL : 03-3835-9211(代) / FAX : 03-3831-0495
E-mail : koho@seedplanning.co.jp
広報担当

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