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「統合失調症治療の現状と将来展望」を調査

2009/10/16

統合失調症の患者は2008年現在約75万人、今後の患者数は横ばい
今後、非定型抗精神病薬の単独使用(単剤化)はさらに加速する
2013年の抗精神病薬市場は1,300億円(2008年比118%)に拡大する

市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都台東区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、統合失調症治療の現状と将来展望について調査を行い、このほど、その結果をまとめ、調査レポートとして発刊いたしました。

【調査の背景】
統合失調症の薬物療法は、定型抗精神病薬を使用する多剤併用療法から、非定型抗精神病薬を使用する単剤少量療法に変わりつつあります。しかし実際には多剤併用療法を継続し、社会復帰にまで至らない患者も多く、統合失調症治療の課題となっています。

【調査内容】
本調査では、統合失調症治療薬の処方動向、多剤併用療法の現状、変化しつつある治療目標に焦点を当てました。近年、精神科病床の削減が計画される中で、患者の社会復帰、社会適応を促進する要因は何か、現状における治療の課題は何かを明らかにし、今後の治療の方向性および今後の市場を展望しました。
また本年発売されたクロザリルとリスパダール コンスタを含む抗精神病薬の使用状況について、専門医100名にインターネット調査を実施し、医師の使用薬剤と治療目標や薬剤の切り替え理由について分析を行いました。

【調査結果の詳細】
本調査結果の詳細は、調査研究レポート「2009年版 統合失調症治療の現状と将来展望 −抗精神病薬の使用実態と薬物治療の今後の方向性―」(2009年10月9日発刊)として販売しております。

【結果の要旨】

統合失調症の患者は2008年現在約75万人、今後の患者数は横ばい

統合失調症の生涯発症率は約1%であり、日本国内に75 万人以上の患者がいると言われている。 統合失調症の患者数は、発症率の変化はないため今後も大幅に増えることはない。しかしながら人口が 減少しても罹患歴の長い高齢の統合失調症患者の増加が予想されることから、現在とほぼ横ばいで推移 すると考えられる。

今後、非定型抗精神病薬の単独使用(単剤化)はさらに加速する

現在と10 年前を比較すると、抗精神病薬の単剤化率は上っており、今後10 年間でさらに単剤化率は進むと言われている。毎年新規に統合失調症と診断される患者は約2 万人であり、今後10 年間での新規患者は約20 万人である。今後統合失調症と診断されるこれらの患者のほとんどは非定型抗精神病薬の単独使用による薬物療法を受けると考えられ、今後の単剤化率はさらに加速すると推測される。

2013年の抗精神病薬市場は1,300億円(2008年比118%)に拡大する

定型抗精神病薬に替わり非定型抗精神病薬が使用されることによって、2008 年に1,105 億円であった抗精神病薬市場は、2013 年に1,300 億円となると推測される。

抗精神病薬の売上高予測(出荷額)
本件に関するお問合せ先
株式会社シード・プランニング
〒113-0034
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル4F
TEL : 03-3835-9211(代) / FAX : 03-3831-0495
E-mail : info@seedplanning.co.jp
担当 : 海野(うんの)

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