プレスリリース

ホーム > プレスリリース > 2018年 > 5月17日発表

調査結果

2018/05/17

世界のウェアラブル端末 普及台数予測

世界のウォッチ型/ブレスレット型/メガネ型/イヤホン型などの
ウェアラブル端末市場を調査
世界のウェアラブル端末普及台数は、
→ 2025年に5億台と予測、2017年比5倍の普及
→ カテゴリー別には、ウォッチ型が6割以上を占める

市場調査・コンサルティング会社のシード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、世界のウェアラブル端末市場に関する調査を行い、このほどその調査結果をまとめましたのでお知らせいたします。

2012年以降スマートフォン市場の成長鈍化を背景に、今後成長する市場としてウェアラブル端末市場に注目が集まりました。最初は、ブレスレット型のフィットネストラッカーが、その斬新さで多くのユーザーを確保し市場が立ち上がり、以降Android Wearを搭載したスマートウォッチ製品が市場に多数登場、2015年にはApple Watchが発売され、既存のスマートウォッチ市場と一部のフィットネストラッカー市場を吸収してシェアを大きく拡大しました。

一方で、最近注目されているのが、VR/ARの技術を活かしたHMD・スマートグラスと、耳に着けるタイプのいわゆる“ヒアラブル”とも言われているイヤホン型端末です。AI技術の進展により、ウェアラブル端末におけるAIの活用についても期待が集まっています。

有望な領域としては、産業用と医療分野が注目されており、様々な実証実験が行われています。しかし、このようなウェアラブル端末が大きく普及するためには、技術的進展と共にユーザーニーズに応えるサービスやコンテンツの提供が非常に重要とされます。また、非常にセンシティブなユーザーの個人情報を取り扱うので、情報セキュリティやプライバシー侵害などの課題もクリアしなければなりません。

本調査では国内外のウェアラブル市場の現状と、製品動向、参入事業者動向、消費者動向をとりまとめ、2025年まで市場規模予測と、市場の課題/今後の成長性を展望しました。

本調査結果の詳細は、市場調査レポート「2018年版 世界のウェアラブル市場の普及と展望」として販売しています。

本書の詳細とご購入はこちら
http://store.seedplanning.co.jp/item/10029.html

調査結果のポイントと調査概要は以下の通りです。

調査結果のポイント

世界のウォッチ型/ブレスレット型/メガネ型/イヤホン型などの
ウェアラブル端末市場を調査
世界のウェアラブル端末普及台数は、
→ 2025年に5億台と予測、2017年比5倍の普及
→ カテゴリー別には、ウォッチ型が6割以上を占める

ウェアラブル端末の定義と調査対象

現在のところ、ウェアラブル端末の明確な定義はないが、近年、商品化されているウェアラブル製品の普遍的な特徴を基に本調査では以下のようにウェアラブル端末を定義し、調査対象を限定する。

ウェアラブル端末の定義
身体に装着して使用することを想定して製作された小型・軽量の機器で、センサーなどを搭載し、身体や周辺のデータが取得できる。さらに、ネットワークや他の端末(スマートフォン/タブレットなど)との通信機能を持ち、ユーザーに利便性を創出する端末。

調査対象
本調査では以下の5つの形状の端末を対象として調査を行った。

形状 主な特徴 製品例
ウォッチ型/
スマートウォッチ
液晶/有機EL などのディスプレイがあり、腕時計のような形状をして“スマートウォッチ”とも言われている。スマートフォン/タブレットと連携して、スマートフォンを取り出さずに一部の機能を使うことができる。音声認識による入力機能、ハンズフリー通話、メール確認、メッセージの送受信、音楽再生、アプリの通知、センサーによるバイタルデータの測定、認証・決済などの機能を持つ。 Apple Watch
Samsung Gear
SONY SmartWatch
Huawei Watch
など。
ブレスレット型 アクセサリー感覚で装着できるブレスレットのような形状。リストバンド、フィットネスバンドとも言われている。ディスプレイ、LED ライトなどで限定されたデータの閲覧が可能。バイタルデータ、活動量測定、スポーツ時のサポートなどヘルスケア・フィットネスを主目的とする。様々なセンサーが搭載されており、歩数や睡眠サイクル、心拍数などを測定し、データをスマートフォンと同期、あるいはクラウドに転送し、アプリを通じてサービスを提供する製品が多い。 Fitbit Flex
Garmin vivofit
SONY Smart Band
Samsung Gear Fit
Polar A370
Jawbone UP
など。
メガネ・HMD型
(VR、AR)
VR 技術を活用した没入型HMD(VR ヘッドセット・ゴーグル)およびAR 技術を活用したスマートグラス、センサーメガネなどを対象とする。メガネ型端末はメガネのような形状で単眼または両眼タイプがあり、ディスプレイはシースルー/非シースルー型がある。“スマートグラス”とも言われている。主な機能は、道案内、翻訳、メールの送受信、写真撮影、映像視聴、ゲームなどができる。業務用モデルでは作業マニュアル表示、リアルタイム映像視聴、音声による遠隔作業支援などができる。入力方法として音声、ジェスチャー認識機能を持つ製品もある。また、センシング機能を搭載し、目の動きや姿勢などを検知する製品もある。 Samsung Gear VR
SONY PlayStationVR
HTC Vive
Oculus Rift
MOVERIO
Vuzix M300
JINS MEME
など。
イヤホン型
(ヒアラブル)
「ヒアラブル」は、“Hear”と“Wearable”を組み合わせた新造語で、耳に装着できる小型デバイスを指している。イヤホン型端末はイヤホン本来の機能(音楽聴取)の他、スマートな最先端技能を活用した付加価値機能(ハンズフリー通話、メッセージの送受信、音声AI アシスタントとの対話、フィットネストラッキング、翻訳など)。イヤホン型端末(ヒアラブル)の条件は、音声情報を伝えるスピーカー機能、通信機能(通信モジュール搭載またはスマートフォンと連携するBluetooth チップなど)、歩数、心拍数などを測定するセンサー、通話や音声認識ができるマイク機能が必要である。(※本レポートでは「イヤホン型」端末に一般的なBluetooth イヤホン・ヘッドホンは調査対象外)。既存のBluetooth ワイヤレスイヤホンとヒアラブル端末との違いは、ヒアラブル端末はスマートフォンを中心としたアプリケーションやサービスを利用するためのデバイスとなっている点である。 Apple AirPods
Samsung Gear IconX
SONY Xperia Ear Duo
BRAGI The Dash Pro
Nuheara IQbuds
など。
その他の形状 上記以外の形状の製品。着衣型、指輪型、ベルト型、クリップ型、皮膚に貼るパッチ型など。 Ring ZERO
C3fit IN-pulse
ミツフジ hamon
など。

世界のウェアラブル端末普及台数は、2025年に5億台と予測
2017年比5倍の普及

2017年の世界のウェアラブル端末は前年比30.4%増加の1億720万台と推定され、2025年には約5 倍近くの5億100万台になると予測する。

世界のウェアラブル端末普及台数予測

2025年のカテゴリー別普及予測
ウォッチ型が6割以上を占める

カテゴリー別普及予測

2017年の内訳
2017年の製品カテゴリー別内訳はウォッチ型が50.6%、ブレスレット型は36.8%で、腕周り製品が87.4%を占め、市場の主流となっている。

2025年までのカテゴリー別普及予測

  • ウォッチ型
    スマートウォッチと言われるウォッチ型市場は既存の時計市場事業者も参入しはじめ、あらゆる時計のスマートウォッチ化が進み、市場が拡大するとみられる。
  • ブレスレット型
    一方で、フィットネス用途のブレスレット型は一部類似する機能を付加したウォッチ型に吸収され、一定の需要が残り、市場が推移すると考えられる。
  • メガネ型
    2016 年ごろからVR 市場がエンターテインメント分野で大きく成長、さらにAR のスマートグラスも2017年ごろから業務用市場で実ビジネス化する事業者が増え、2020 年以降はコンシューマー市場への浸透も期待され、2017年から2025 年まで年平均32.3%の成長率で拡大すると予測する。
  • イヤホン型
    近年AI 技術の進展と共に新たに注目されているのが“ヒアラブル”とも言われるイヤホン型製品。イヤホンの基本機能(音楽聴取)の他、ハンズフリー通話やメッセージの送受信、AI 音声アシスタントの対応、フィットネストラッキングなど高付加価値機能を追加した完全ワイヤレスイヤホンがコンシューマー市場で人気を浴びて成長している。イヤホン型製品はAI 技術と融合することで今後より広がりを見せると展望する。

調査概要

調査対象
<端末メーカー>
  Apple/サムスン電子/ソニー/Motorola/LG Electronics/シャープ/
  富士通/東芝/Huawei/Xiaomi/HTC
<通信事業者(国内)>
  NTTドコモ/KDDI au/ソフトバンクモバイル
<スマートフォン周辺機器・アクセサリー事業者>
  エレコム
<医療・健康機器メーカー/ヘルスケア事業者>
  オムロン ヘルスケア/コニカミノルタ/GEヘルスケア/日本精密測器/
  3M/DENCOM電制/InBody
<スポーツ用品メーカー/フィットネス関係事業者>
  ミズノ/ニューバランス/ゴールドウイン/Polar Electro/Mio Global/
  Garmin/ルネサンス/東急スポーツオアシス
<時計メーカー/アパレル、ファッションブランドメーカー>
  TAG Heuer/Fossil/SWATCH/CITIZEN/CASIO/COACH/
  LOUIS VUITTON/Montblanc
<繊維メーカー(スマートウェア分野)>
  旭化成/帝人/グンゼ/東洋紡/東レ/ミツフジ
<メガネメーカー>
  JINS/メガネスーパー
<映像機器メーカー(スマートグラス/HMD)>
  セイコーエプソン/Vuzix Corporation/ブラザー工業/オリンパス
<ウェアラブル端末新規参入メーカー>
  Fitbit/Jawbone/BRAGI
調査項目
ウェアラブル端末市場概況
参入事業者動向
消費者動向
海外市場動向
市場の成長要因と課題
市場規模予測
調査方法
ヒアリング調査および各種公開情報による調査
調査期間
2017年10月〜2018年4月

調査結果を掲載したレポートの概要

レポート名
2018年版 世界のウェアラブル市場の普及と展望
発 刊 日
2018年4月26日
体  裁
A4 /252ページ
販売価格
書籍版またはPDF版  129,600円(税込)
書籍+PDF セット版  162,000円(税込)
発  行
シード・プランニング
掲載内容
※詳細はHP: http://store.seedplanning.co.jp/item/10029.html  をご参照ください。
機チ躋
供ゥΕД▲薀屮訝舎市場概況
  ウェアラブル端末の定義/ウェアラブル端末の製品分類/市場環境の変化
掘セ夏事業者動向
  参入事業者分類
  事業者動向(端末メーカー/通信事業者(国内)/スマートフォン周辺機器・アクセサリー事業者/
  医療・健康機器メーカー・ヘルスケア事業者/スポーツ用品メーカー・フィットネス関係事業者/
  時計メーカー・アパレル、ファッションブランドメーカー/繊維メーカー(スマートウェア分野)/
  メガネメーカー/映像機器メーカー(スマートグラス・HMD)/ウェアラブル端末新規参入メーカー)
検ゾ暖饉堝宛
  ウェアラブル端末の認知度/ウェアラブル端末の認知経路/ウェアラブル端末に対する認識の変化/
  ウェアラブル端末の購入率の変化/ウェアラブル端末の製品カテゴリー別購入率・購入意向/
  ウェアラブル端末で利用したい機能/ウェアラブル端末購入者の購入製品/
  ウェアラブル端末の購入理由・使用目的の変化/ウェアラブル端末購入者の不満点
后コこ飴埔貽宛
  市場全体のトレンド/地域別市場動向(米国/欧州/中東・アフリカ/アジア・パシフィック)
此セ埔譴寮長要因と課題
  市場の成長要因/市場の課題
察セ埔豕模予測
  世界のウェアラブル端末市場規模予測(台数)/国内のウェアラブル端末市場規模予測(台数)
次セ業者ヒアリング
  調査概要
  ヒアリング個票
    (1)エプソン販売株式会社    (2)株式会社オプティム
    (3)カシオ計算機株式会社    (4)サムスン電子ジャパン株式会社
    (5)株式会社ジンズ       (6)株式会社テリロジーサービスウェア
    (7)株式会社テレパシージャパン (8)株式会社東急スポーツオアシス
    (9)株式会社トランザス     (10)株式会社ネイン
    (11)富士通株式会社       (12)Vuzix Corporation
    (13)丸文株式会社        (14)ミツフジ株式会社
    (15)ユニオンツール株式会社
本件に関するお問合せ先
株式会社シード・プランニング
〒113-0034
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル 4F
TEL : 03-3835-9211(代) / FAX : 03-3831-0495
E-mail : info@seedplanning.co.jp
広報担当

プライバシーマーク

特定商取引に関する法律に基づく表示

調査レポート、フォーラム等の更新情報RSSを取得