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スマートフォン/タブレットユーザー1,000名に  Apple Watch発売後のウェアラブル端末購入動向を調査

2015/08/27

• Apple Watch発売を知っているのは87%、購入は2.1%
• 30%がApple Watch発売をきっかけに、ウェアラブル端末に関心を持つように
• Apple Watchの2大用途は「時計がわり」、「スマホのサブ機器として使用(メール確認、ハンズフリー通話)」
• デザインは高評価、課題は「バッテリーの持ち時間」、「単独機能の不足」

市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、スマートフォン/タブレットユーザー1,000名を対象に、Apple Watch発売後のウェアラブル端末購入動向調査を実施し、このほど、その結果をまとめました。

近年、スマートフォンの本格普及は、ウェアラブル端末の実用化・普及の大きい土台となり、新しい概念のウェアラブル端末市場が立ち上りました。2013年以降、スマートフォン市場の成長が鈍化し始め、次に普及する新成長分野としてウェアラブル端末市場が高い注目を集めています。さらに、今年4月アップル社がウォッチ型ウェアラブル端末「Apple Watch」の発売を開始し、ウェアラブル市場に大きいインパクトを与えています。

本調査ではApple Watchの発売が市場に与えた影響と、発売前後のユーザー認知度、意識の変化を分析しました。また、Apple Watch及びその他ウェアラブル端末購入者の利用実態を分析し、ウェアラブル製品の課題、ユーザーニーズ、今後注目すべき市場分野を展望しました。

本調査結果の詳細は、以下の調査レポートに掲載しています。
2015年版 ウェアラブル端末の購入動向調査 〜Apple Watch発売前後のユーザー変化を探る〜
本書の詳細とご購入は →  http://store.seedplanning.co.jp/item/8816.html

調査結果のポイントは以下の通りです。

調査結果のポイント

  • Apple Watch発売を知っているのは87%、購入は2.1%
  • 30%がApple Watch発売をきっかけに、ウェアラブル端末に関心を持つように
  • Apple Watchの2大用途は「時計がわり」、「スマホのサブ機器として使用(メール確認、ハンズフリー通話)」
  • デザインは高評価、課題は「バッテリーの持ち時間」、「単独機能の不足」

Apple Watch発売を知っているのは87%、購入は2.1%

スマートフォン/タブレットユーザーの87%は、Apple Watchが今年4月に発売されたことを「知っている」と回答。既に購入して使っている人は2.1%で、購入検討しているが7.7%となっている。
Apple Watchの購入率は、男性20代が最も高い。

Apple Watch発売認知/Apple Watchの購入率と購入意向

30%がApple Watch発売をきっかけに、ウェアラブル端末に関心を持つように

Apple Watchが発売されたことでウェアラブル端末に対する印象はどのように変わったかを尋ねた。「使ってみたいと思うようになった」が8.4%、「興味を持つようになった」が21.7%で、スマートフォン/タブレットユーザーの約3 割の人がApple Watch 発売開始によりウェアラブル端末に対する印象がポジティブに変化したと見られる。

Apple Watch発売によるウェアラブル端末への意識変化

Apple Watchの2大用途は「時計がわり」「スマホのサブ機器として使用」

Apple Watch 購入者に主な使い方について質問した結果、「腕時計の代わりに使っている(主に時間確認)」47.6%が圧倒的に多い。
次に「iPhone が見られない/見にくい時に、サブ機器として主に活用している(メール確認、ハンズフリー通話など)」が28.6%、「ファッションアイテムとして使用、機能はあまり使っていない」14.3%の順となった。

Apple Watchの使い方

デザインは高評価、課題は「バッテリーの持ち時間」、「単独機能の不足」

非購入者979人に、Apple Watchについて、どのような印象を持っているかを自由回答形式で尋ねた。
比較的多くコメントされた具体的な印象、意見のポイントをまとめると、「デザイン性」(カッコいい、
おしゃれなど)、「便利そう」、「値段が高い」がTOP3 となった。購入者21人もデザイン性を高評価。
課題としては、「バッテリーに不安(電池がすぐ切れそう/毎日充電しなければいけないのが購入のネ
ック…)」、「単独機能の不足(iPhoneを持っていないと意味がない/単独では利用価値なし)」、「スマホのサブ機器or 腕時計として価値が分からない(スマホで賄ったほうが便利/メリットが今ひとつ分からない/時計としての魅力に欠ける…)」などが挙げられた。

調査概要

調査対象
現在、スマートフォンまたはタブレットを保有し、使用している全国男女ユーザー1000 名。

年令 男性 女性
10代(15才〜19才) 100 100
20代(20才〜29才) 100 100
30代(30才〜39才) 100 100
40代(40才〜49才) 100 100
50代以上(50才〜) 100 100
500 500
調査方法
インターネット調査
調査期間
2015年6月
本件に関するお問合せ先
株式会社シード・プランニング
〒113-0034
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル 4F
TEL : 03-3835-9211(代) / FAX : 03-3831-0495
E-mail : info@seedplanning.co.jp
担当 : 金(きむ)