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遺伝子解析支援ビジネスの市場動向調査結果

2013/06/13

◆ 国内の遺伝子解析支援装置3品目(シーケンサー、DNAチップ、PCR)の市場は、
  ✓ 2013年213億円から、2018年には286億円に成長する見通し。
  ✓ なかでも次世代シーケンサーは、2013年70.5憶円から2018年には約2倍の145億円に達すると予測。
    パーソナルシーケンサーが貢献する。
◆ 国内の遺伝子受託解析市場は、2013年約85億円の見込み。
  今後は、次世代シーケンシングやDNAチップ解析、遺伝子検査目的のリアルタイムPCR装置等の利用が
  微増し2018年には約88億円になると予測。

市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、遺伝子解析支援ビジネス(シーケンサー/DNAチップ/PCR/受託解析サービス)の市場動向調査を実施し、このほど、その結果をまとめました。

遺伝子解析分野では、次世代シーケンサーの登場で網羅的ゲノム情報が容易に入手できるようになり、医学生物学の基礎研究から、創薬・臨床研究などにインパクトを与えています。
特に受託解析や省庁の研究予算で、次世代シーケンサーの割合が増えています。

このような状況を踏まえ、本調査は、シーケンサー/DNAチップ/PCR/受託解析サービスに参入する企業の事業動向を調査し、2013年から2018年までの遺伝子解析支援ビジネスの国内市場を展望しました。

なお、本調査結果の詳細は、調査研究レポート「2013年版 遺伝子解析支援ビジネスの現状と将来展望  - シーケンサー/DNAチップ/PCR/受託解析サービスの市場動向 - 」(価格:140,000円+消費税、2013年5月31日発刊)として販売しております。

調査結果のポイントは以下の通りです。

本書のポイント

◆ 国内の遺伝子解析支援装置3品目(シーケンサー、DNAチップ、PCR)の市場は、
  ✓ 2013年213億円から、2018年には286億円に成長する見通し。
  ✓ なかでも次世代シーケンサーは、2013年70.5憶円から2018年には約2倍の145億円に達すると予測。
    パーソナルシーケンサーが貢献する。

国内の遺伝子解析支援装置(シーケンサー、DNAチップ、PCR)の市場規模予測

キャピラリーシーケンサー
次世代シーケンサーの登場により、生命・医学研究等でのキャピラリーシーケンサーの利用は若干、減少傾向にある。そのため国内市場は今後、買い替え需要が中心となり、微減で推移する。キャピラリーシーケンサーの国内市場は2013 年33.5 億円(見込み)で微減で推移し、2018 年30.5 億円と予測した。

次世代シーケンサー
従来の次世代シーケンサーよりも処理能力を抑えたパーソナルシーケンサーが、食品企業や化
学品企業など新たなユーザーを開拓しつつある。がんや希少疾患等の臨床研究でもパーソナル
シーケンサーが引き続き普及する。国内市場は年率10%程度で伸長すると予測する。次世代シーケンサーの国内市場は伸長し、2013 年70.5 億円からの2018 年に2 倍の145 億円市場になると予測した。

DNAチップ
研究用DNA チップ市場は次世代シーケンサーの登場でユーザー数が減少しつつある。診断用チップは臨床検査でほとんど利用されておらず、期待された市場は形成されていない。国内DNA チップ市場は2013 年以降も縮小傾向が続く。このような傾向から2013 年から2018 年までのDNA チップの国内市場2013 年26 億円から減少し、2018 年20.5 億円と予測した。

PCR
PCR 市場は、臨床検査や食品検査でのリアルタイムPCR への移行の影響で減少傾向が続く。今後は次世代シーケンスのライブラリ作製やDNA 増幅など基礎研究分野での買い替えが中心となる。そのため、今後のPCR 市場は微減で推移し、2013 年20 億円から2018 年に18.5 億円になると予測した。

リアルタイムPCR
リアルタイムPCR は従来のPCR からの切り替えにより近年売上を伸ばしている。遺伝子検査や創薬、食品関連での需要も引き続き見込めるため、今後の国内市場は、2013 年63億円から2018 年に71.5 億円に伸長すると予測した。



◆ 国内の遺伝子受託解析市場は、2013年約85億円の見込み。
  今後は、次世代シーケンシングやDNAチップ解析、遺伝子検査目的のリアルタイムPCR装置等の利用が
  微増し2018年には約88億円になると予測。

国内の遺伝子受託解析市場予測

✓ キャピラリーシーケンンシング解析は、大型国家プロジェクトが終了した2004 年頃より若干の微減で推移している。2007 年頃より微量サンプル、高速、処理能力アップ、ランニングコストが安価な次世代シーケンシング解析の受託が増加傾向にある。

✓ DNA チップ解析も、国家プロジェクト予算の終了に伴い、公的研究機関、アカデミア需要が減少している。

✓ PCR/リアルタイムPCR 解析は、遺伝子解析受託の中では48 億円(2013 年)と市場的には最も大きい。特にリアルタイムPCR 解析は、PCR に比べてDNA やRNA の正確な定量化ができること、電気泳動が不要なので迅速且つ簡便に解析でき、コンタミネーションの危険も少ない等の利点があり解析需要が増加傾向にある。

✓ このような状況を踏まえて遺伝子解析受託市場は、今後も年率1%程度の伸びで推移し、2018 年の市場規模は88 億2,000 万円と予測した。

調査概要

■ 調査方法
• 文献、公開情報検索
• 訪問ヒアリング調査(シーケンサー、DNAチップ、PCRの開発企業、受託解析企業)
■ 調査対象
シーケンサー開発製造企業(17社)
  Beckman Coulter
  Complete Genomics
  GnuBIO
  IBM
  Illumina
  Intel
  Intelligent Bio-Systems
  LaserGen
  Life Technologies
  Lightspeed Genomic
  NABsys
  NobleGenBiosciences
  Oxford Nanopore
  Pacicic Biosciences
  Qiagen
  Quantum Biosystems
  Roche
DNAチップ開発製造企業(5社)
  Affymetrix
  Agilent Technologies
  Illumina
  東レ
  三菱レイヨン
PCR/リアルタイムPCR開発製造企業(6社)
  Agilent Technologies
  Bio Rad Laboratories
  Life Technologies
  Qiagen
  Roche
  タカラバイオ
受託解析企業(25社)
  BGIジャパン
  DNAチップ研究所
  G&Gサイエンス
  オペロンバイオテクノロジー
  キコーテック
  倉敷紡績
  コスモバイオ
  ジェネティックラボ
  ジナリス
  積水メディカル
  セルイノベーター
  タカラバイオ
  ダナフォーム
  東北化学薬品
  東洋紡バイオロジックス
  日鉄住金環境
  バイオマトリックス研究所
  ハプロファーマ
  ビーエムエル
  ファルコバイオシステムズ
  フィルジェン
  北海道システム・サイエンス
  マクロジェンジャパン
  三菱化学メディエンス
  理研ジェネシス
■ 調査期間
2013 年2 月〜5月
本件に関するお問合せ先
株式会社シード・プランニング
〒113-0034
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル 4F
TEL : 03-3835-9211(代) / FAX : 03-3831-0495
E-mail : info@seedplanning.co.jp
担当 : 藤本(ふじもと)

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