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2012年度 携帯電話販売代理店の動向調査

2013/06/05

◆ 2012年度の販売台数は、上位・有力30社中、上位10社が52.6%、有力20社が
  10.8%を占める。
◆ 2012年度の売上高は上位・有力30社合計2兆2,144億円。
  対前年比5.9%増加。
  ※携帯電話販売代理店上位・有力30社を集中分析

市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、携帯電話販売代理店の現状及び将来動向を調査し、このほどその調査結果まとめました。

2012年度末の携帯電話主要3 キャリア加入数は、1 億3,172 万加入、人口普及率は100%超になっています。スマートフォン販売が本格化し、2012年度は3,080 万台販売、累積加入5,170 万加入となっています。
販売チャネルは、上位代理店が伸長し、キャリアショップと量販店の2 分化傾向が鮮明になっています。
2013 年度は、スマートフォン販売増加が引き続き好調で、3,540 万台の販売、累積加入7,200 万、普及率50%超になると予測されます。

このような市場環境を踏まえ、本調査は、携帯電話販売代理店上位・有力30社を集中分析し、携帯販売台数、売上高、利益と利益率、及びキャリア別・地域別、販売チャネルの動向等の分析を行いました。

本調査結果の詳細は、調査研究レポート「2013年版 携帯電話販売代理店・全国/地域別流通の現状及び将来動向」(2013年5月16日発行、価格:190,000円+消費税)として販売しています。

本調査結果のポイントは以下の通りです。

調査のポイント

◆ 2012年度の販売台数は、上位・有力30社中、上位10社が52.6%、有力20社が
  10.8%を占める。

2012年度の上位・有力30 代理店の販売台数割合は、
✓ 上位10 社が2,457 万台でシェア52.6%
✓ 有力20 社が505 万台でシェア10.8%
✓ その他が36.6%

2013 年度予想では、現在の枠組みによると上位10 社が2,492 万台で53.5%、有力20 社が573 万台・12.3%、その他が34.2%となる。
上位・有力30社のシェアが伸びつつある。

上位代理店によるM&A の状況如何が変動要因となる。

上位・有力30社販売台数シェアの推移

◆ 2012年度の売上高は上位・有力30社合計2兆2,144億円。
  対前年比5.9%増加。

上位・有力30 社は、携帯電話売り上げが2012 年度は2 兆2,144 億円、対前年度比5.9%増加している。営業利益は、2012 年度は537 億円、対前年度比46 億円減、7.9%減少している。
営業利益率は前年の2.8%から2.4%へと減少している。
2013 年度の予想は、携帯電話売上高が6.7%増加の2 兆3,620 億円、営業利益が18.4%増
加の636 億円、営業利益率2.7%を想定している。

上位・有力30社の携帯電話売上高・営業利益

本調査の概要

◆ 調査対象
上位・有力30社
ティーガイア/ITテレコム/ITCネットワーク/丸紅テレコム/兼松コミュニケーションズ/
TDモバイル/NECモバイリング/ダイヤモンドテレコム/光通信/富士通パーソナルズ/
フジデン/ベルパーク/ラネット/トーシン/エスケーアイ/ワイエスシー/
京王ズホールディングス/コスモネット/日本テレホン/ネプロジャパン/ケンウッドジオビット/クロップス/フジテレコムズ/東北テレメディア開発/テレニシ/ハスコムモバイル/城山電子/ハートランド/OCモバイル/ITS

地域系販売代理店(71社)
上位/有力30社以外の代理店

量販店
ヨドバシカメラ、ビックカメラ/ヤマダ電機/ケーズデンキ/エディオン/ノジマ/ベスト電器/
ジョーシンなど
◆ 調査方法
✓ ヒアリング調査、及び各種公表データの分析
✓ 未上場は帝国DB データより推定
✓ 2013 年5 月10 日現在の情報をベースに作成
◆ 調査期間
2013年2月〜5月
本件に関するお問合せ先
株式会社シード・プランニング
〒113-0034
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル 4F
TEL : 03-3835-9211(代) / FAX : 03-3831-0495
E-mail : info@seedplanning.co.jp
担当 : 杉本(すぎもと)