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「おそうじロボット」ユーザー調査結果と将来展望

2012/01/17

◆ 購入ブランドは75%が「ルンバ」
◆ 購入時期は直近2年が最も多い
◆ 購入理由は「便利そうだった」64%。購入後の満足度は「ルンバ」「スマーボ」高い。
◆ 2016年の販売台数予測は70万台、2010年比2.7倍

市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、「おそうじロボット」購入者の調査をおこない、このほど、その結果をまとめました。

「おそうじロボット」が国内で注目されたのは2004 年にアメリカiRobot 社「ルンバ」が販売されてからです。同時期にイギリスのサイクロン掃除機「DC12」も販売され、国内に同等の機能を持つ高額掃除機市場が創出されました。発売当初は通信販売やテレビショッピングが販売の中心でしたが、徐々に量販店に「おそうじロボット」のデモコーナーが設置されるようになり、知名度も上がり、国内の「ルンバ」の累計販売台数は2008 年7 月に5 万台、2009 年10 月に10 万台、2011 年8 月に35 万台を突破しました。
「おそうじロボット」が販売された2004 年以降は「ルンバ」と同様な形状の円形タイプの安価な中国製“おそうじロボット”も輸入され市場が拡大しましたが、性能は「ルンバ」に劣るため、価格で選んで購入したユ−ザーからは不満の声があがり、製品は自然に淘汰されつつあり、2010 年以降は高額のサイクロン掃除機ダイソンや「おそうじロボット」「ルンバ」が着実に市場を形成しています。

本調査は「おそうじロボット」のメーカーや関連企業へのヒアリングと、実際に「おそうじロボット」を購入したユーザー500名へアンケート調査を行いました。ユーザー調査では購入理由、利用状況、利用評価、各種意見をまとめ、現状の「おそうじロボット」の動向と今後の「おそうじロボット」の市場規模予測を行いました。

なお、本調査結果の詳細は、調査研究レポート「2012 「おそうじロボット」の導入ユーザー調査と市場展望」(価格:100,000円+消費税、2012年1月16日発刊)として販売しています。

調査結果速報のポイントは以下の通りです。

調査結果のポイント

◆ 購入ブランドは75%が「ルンバ」

「おそうじロボット」を購入したユーザー500名が購入したブランドは、74.6%がアイロボット社の「ルンバ」であった。

「おそうじロボット」の購入ブランド

◆ 購入時期は直近2年が最も多い

「おそうじロボット」の購入時期は直近2年が多い。量販店に「おそうじロボット」のデモコーナーが設置されるようになり、知名度が上った結果と考えられる。

「おそうじロボット」購入時期

◆ 購入理由は「便利そうだった」64%。購入後の満足度は「ルンバ」「スマーボ」が高い。

購入理由トップ5
  ① 便利そうだった ・・・ 64.0%
  ② 掃除が楽になると思った ・・・ 54.4%
  ③ 面白そうだから ・・・ 36.6%
  ④ ロボットに興味があったから ・・・ 28.8%
  ⑤ 手ごろな価格なので ・・・ 15.2%

購入後の満足度
「購入価格」「性能」「操作性」「吸引力」「総合評価」の5項目について、満足度を「非常に満足」「満足」「やや不満」「不満」の4段階で尋ねた。
この結果、価格面では、価格の高いルンバ、スマーボは満足度低く、性能・操作性・吸引力面では、ルンバ、スマーボはほぼ満足しているが、ロボクリーナー、その他は不満も多い。
総合評価では、ルンバ、スマーボは70〜80%の人に満足され、使用した満足度は高い。ロボクリーナー、その他は満足が40%前後、不満も40〜50%存在する。

購入後の満足度[総合評価] 

◆ 2016年の販売台数予測は70万台、2010年比2.7倍

「おそうじロボット」国内市場規模予測

国内の掃除機市場は、2005 年から市場の縮小が続いていたものの2010 年から微増している。これは「おそうじロボット」の伸びによるものといえる。「おそうじロボット」市場は2008 年から比較すると2010 年は約5 倍の規模に急伸しており、掃除機市場において掃除ロボットが占める割合は2010年で約5%と推定され、成長期のマーケットである。
掃除ロボット販売の8 割前後はiRobot 社の「ルンバ」が占めていると思われる。ルンバは2004 年の発売以来、累計で35 万台を突破。2010 年の販売台数は20 万台。前年比237%増で、これは米国に次いで2 位の数字。2012 年度に販売台数25 万台を目指している。今後の予測としては「ルンバ」以外の大手家電メーカーの「おそうじロボット」の割合が増えると思われる。2016 年に「おそうじロボット」は70 万台になり、掃除機市場全体(500 万台)の14%を占めると見込まれる。

調査概要

◆ 調査対象
国内販売企業
  セールス・オンデマンド、東芝ホームアプライアンス、シ−・シ−・ピー

海外メーカー
  iRobot、Neato Robotics、Evolution Robotics、YUJIN ROBOT、Hanool Robotics、Samsung
  Electronics、Mami Robot Corporation、LG 電子、AGAiT、KYE、ケルヒャー

「おそうじロボット」の購入ユーザー 500 名
◆ 調査方法
国内販売企業・海外メーカー・・・ヒアリング調査 訪問取材及びオープンデータ調査
購入ユーザー500名・・・インターネットによる調査
◆ 調査期間
2011 年11 月1 日〜2012 年1 月10 日
本件に関するお問合せ先
株式会社シード・プランニング
〒113-0034
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル 4F
TEL : 03-3835-9211(代) / FAX : 03-3831-0495
E-mail : info@seedplanning.co.jp
担当 : 原(はら)

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