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調査結果

2019/04/03

核酸医薬品の世界市場規模予測 (2019年3月調査)
核酸医薬品の世界市場規模は、
• 2018年の21億米ドルから2030年には194億米ドルに拡大、
 2018年比9倍強の市場となる
• 拡大の要因は、現在フェーズ3および承認申請中の24品目中の
 10品目程度+現在フェーズ1・2の146品目中の13品目程度が
 市場に登場する

市場調査・コンサルティング会社のシード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、核酸医薬品開発の世界市場動向調査を行い、このほど、その調査結果をまとめましたのでお知らせいたします。

核酸医薬品は分子標的薬ゆえ作用機序が明確で、特異性・安全性を合理的に高めることができます。また、従来の医薬品とは全く異なる働き方をするため、いわゆるアンメット・メディカル・ニーズに応えることができます。

現在までに8品目の核酸医薬品が承認済みであり、いわゆるブロックバスターも登場しました。最大の課題と言われているDDS技術のバリエーションが増えるまでには時間を要しますが、それを待たずに核酸医薬品上市の勢いは今後も続くと予想されます。

フェーズ3段階以降の開発品は24品目、1~2年の短期的スパンでさらなる医薬品の上市が期待されます。そのような中、弊社では2020年、2025年、2030年での世界市場規模を予測するために、パイプラインの開発状況を精査しました。

本調査結果の詳細は、市場調査レポート「2019年版 世界の核酸医薬品開発の現状と将来展望 ~ブロックバスターの登場とその先~」として販売しています。

本書の詳細とご購入はこちら
http://store.seedplanning.co.jp/item/10387.html

調査結果のポイントと調査概要は以下の通りです。

調査結果のポイント

核酸医薬品の世界市場規模は、
  • 2018年の21億米ドルから2030年には194億米ドルに拡大、
    2018年比9倍強の市場となる
  • 拡大の要因は、現在フェーズ3および承認申請中の24品目中の
    10品目程度+現在フェーズ1・2の146品目中の13品目程度が
    市場に登場する
核酸医薬品の世界市場規模予測

調査対象の核酸医薬品は、アンチセンス(ASO)、siRNA、ヘテロ2本鎖核酸(HDO)、アプタマー、miRNA補充、その他(デコイ核酸など)。

予測論拠は調査レポート「2019年版 世界の核酸医薬品開発の現状と将来展望 ~ブロックバスターの登場とその先~」に詳細に掲載したのでそちらを参照されたい。

承認済み8品目の予測
2019 年2 月現在で承認済みの以下の8 品目について個別に売上予測した。
(1) VITRAVENE(Fomivirsen)…既に欧米市場から撤退しており、市場規模には寄与しない。
(2) MACUGEN(Pegaptanib)…抗体医薬品やFc融合タンパク質製剤との競合により-10%のペースで減収、
   2025 年にはゼロになると思われ、市場規模への影響は軽微であることから予測値には含めない。
(3) KYNAMRO(Mipomersen):2018 年に販売中止したため、市場規模には寄与しない。
(4) EXONDYS 51(Eteplirsen)…2016 年9 月に米国で承認
(5) SPINRAZA(Nusinersen)…2016 年12 月に米国で承認、その後017 年には欧州および日本で承認された。
(6) HEPLISAV-B…2017 年11 月に米国で承認、欧州や日本では未承認。
(7) ONPATTRO(Patisiran)…2018年8月に米国で承認、同年に欧州でも承認された。
(8) TEGSEDI(Inotersen)…2018 年7 月に欧州で、10 月に米国で承認された。これらの承認済み
   8品目のうち(1)(2)(3)を除く5品目の合計は、今後7 年間、年率19%で増加して、2025 年に
   ピーク値を迎える。

現在フェーズ3 および承認申請中の24 品目の予測

2018 年12 月現在フェーズ3 段階の23 品目、および承認申請中の段階にある1 品目から、フェーズ3の成功率とNDA/BLAの成功率を勘案して2030 年の世界市場規模に寄与する品目数を10 品目と予測した。

さらに、適応疾患の患者数と、米国での1人当たりの年間薬剤費から、潜在的な市場規模を算出した。また、適応疾患の重篤度の定性情報と薬剤費の予測値を考慮して年間の治療者の割合を推定し、潜在的な市場規模と治療者の割合から、現在フェーズ3 以降の段階にある24 品目中の10 品目の売上高合計を予測した。

現在フェーズ1 およびフェーズ2 の146 品目の予測

フェーズ3 以降の24 品目と同様の考え方で成功率を算出すると、現在フェーズ2 の段階にある97 品目およびフェーズ1 段階の49 品目との合計146 品目のうち2030 年の市場規模に寄与するのは13 品目となる。

現在フェーズ3 の開発品の売上予測値の推移を基に、現在フェーズ1~2 の開発品の売上高を予測した。

調査概要

調査対象
核酸医薬品関連企業(41社)
機ゥ▲鵐船札鵐后miRNA 阻害含む)
 ・Antisense Therapeutics   ・Bio-Path Holdings
 ・Gene Signal International  ・Idera Pharmaceuticals
 ・Ionis Pharmaceuticals     ・miRagen Therapeutics(miRNA 阻害)
 ・nLife Therapeutics      ・OcuNexus
 ・Oncotelic          ・Regulus Therapeutics(miRNA 阻害)
 ・Sarepta Therapeutics    ・Wave Life Sciences
 ・第一三共           ・日本新薬
供siRNA
 ・Alnylam Pharmaceuticals   ・Arbutus Biopharma(旧Tekmira)
 ・Arrowhead Pharmaceuticals  ・Celsion Corporation
 ・Dicerna Pharmaceuticals   ・Genevant Sciences
 ・Gradalis           ・Quark Pharmaceuticals
 ・Silence Therapeutics     ・Sylentis
 ・日東電工
掘ゥ悒謄2本鎖核酸(HDO)
 ・レナセラピューティクス
検ゥ▲廛織沺
 ・Advanced Cancer Therapeutics ・Noxxon Pharma
 ・Ophthotech Corp        ・リボミック
后miRNA補充
 ・miRagen Therapeutics     ・miReven
此ゥ妊灰ぅリゴヌクレオチド
 ・Adynxx             ・アンジェス
察TLRを介した免疫賦活または免疫抑制
 ・Arbutus Biopharma(旧Tekmira)・Checkmate Pharmaceuticals
 ・Dynavax Technologies      ・Idera Pharmaceuticals
 ・Mologen AG
次イ修梁
 ・Advanced Cancer Therapeutics ・Benitec Biopharma
 ・Geron Corporation       ・MiNA Therapeutics
 ・ONXEO             ・ボナック
調査方法
✓公開情報収集
✓ヒアリング(核酸医薬品関連企業6社、DDS技術の研究者7名)
調査期間
2018年10月〜2019年2月

本調査結果を掲載したレポートの概要 

レポート名
2019年版 世界の核酸医薬品開発の現状と将来展望
〜ブロックバスターの登場とその先〜
発 刊 日
2019年3月27日
体   裁
A4/326ページ
販売価格
書籍版またはPDF版  194,400円(税込)
書籍+PDF セット版  226,800円(税込)
発   行
(株)シード・プランニング
掲載内容
詳細は本書のHP をご覧ください。
第1章 核酸医薬品の課題、展望、および市場予測
 機コ忙整緻品の課題と展望      供ダこ市場規模の予測
 掘ス馥發粒忙整緻関連企業の動向   図.次世代医薬品開発への道のり
第2章 核酸医薬品の種類・特徴と歴史
 機コ忙整緻品とは          供ソ祥莊燭琉緻品との関係性
 掘コ忙整緻品の歴史と化学修飾の進歩
 検コ忙整緻品の種類ごとの強み・弱み 后コ忙整緻品の種類
第3章 核酸医薬品市場と開発状況の現状分析
 機ゾ鞠Ш僂澆粒忙整緻品の市場環境等 供チ芦鹹敢沙点からの変化
 掘ゥ皀瀬螢謄J未粒発状況(適応疾患領域と、開発段階別の品目数)
 検ゼ栖喫未粒発状況         后ゥ侫А璽3 の開発品リストと解説
 此ス駟未粒発品目数、および主な開発企業一覧
 察コ発品の進展状況
第4章 核酸医薬品のDDS (ドラッグ・デリバリー・システム)
 機DDS 概論
 供コ忙整緻用DDS におけるアプローチの種類
 掘コ忙DDS 技術領域のプレイヤー
 検コ忙DDS 技術の歩み
 后コ忙整緻DDS の業界動向
 此ッ羶神経系へのDDS
 察イん組織へのDDS
 次デ戮悗DDS
第5章 核酸医薬品を開発している企業の個別情報(個票)
(掲載企業は前項「 調査対象 」を参照)
本件に関するお問合せ先
株式会社シード・プランニング
〒113-0034
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル 4F
TEL : 03-3835-9211(代) / FAX : 03-3831-0495
E-mail : info@seedplanning.co.jp
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