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調査レポート発刊のお知らせ

2012/03/06

2012年版世界のバイオ医薬品受託製造企業の現状と将来展望
 [本書のポイント]
  • 世界のバイオ医薬品受託製造企業(BCMO) 36社を調査
  • 2010年のBCMO全体の市場規模は、34.0億ドル(約2,750億円)
  • 将来展望
    ✓ 新規タンパク質医薬品市場の拡大
    ✓ バイオシミラー市場への期待
    ✓ ペプチド質医薬品への期待

市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、このほど、「2012年版世界のバイオ医薬品受託製造企業の現状と将来展望」を発刊いたしましたのでお知らせします。

医薬品開発のプロセスで要する実験や検討内容、及び必要管理体制はバイオテクノロジーの進歩に伴い、多層化、複雑化しています。そのため設備投資や維持費、装置、試薬費、人件費等は高騰し、研究開発費を押し上げる原因となっています。このような状況に対応し、コストを削減すべく、各プロセスにおいてアウトソーシングが進められています。
このようなアウトソーシング業務を受託しているのがバイオ医薬品受託製造企業(Biopharmaceutical Contract Manufacturing Organization:以下BCMOと略称)です。BCMOは、遺伝子組換え、細胞融合、動物細胞・微生物培養などからなるバイオテクノロジー技術をベースに、バイオ医薬品を受託製造しています。

本書は、世界の主要36社のBCMO企業の最新動向を調査し、現在のBCMOの市場規模や、今後のバイオ医薬品市場・バイオシミラー市場拡大へのBCMOの役割等について考察しました。

本書のポイントと概要は以下の通りです。

本書のポイント

• 世界のバイオ医薬品受託製造企業(BCMO) 36社を調査

バイオ医薬品受託製造企業 36社(タンパク質医薬品28社、ペプチド医薬品4社、核酸医薬品4社)について、
  会社概要
  バイオ医薬品受託製造事業(受託可能業務、窓口、生産・研究拠点)
  バイオ医薬品への取り組み(事業概要、製造施設・設備、実績、注目技術) 
などを、各社のウェブサイト、プレスリリース、IR情報、訪問ヒアリングを通して収集整理して掲載しました。

対象企業は、以下の通りです。

対象企業

• 2010年のBCMO全体の市場規模は、34.0億ドル(約2,750億円)

世界のBCMOの市場規模

タンパク質医薬品
2010年のタンパク質医薬品を扱うBCMOの市場規模は26.5億ドル(約2,100億円)である。同市場は2008年以降 年率5〜10%で成長すると予測されていたが、2008年以降ほぼ横ばいの数字で推移している。この理由として、2008年9月以降のリーマンショックおよび欧州金融危機が大きく影響を与えたと考えられる。BCMOの主な顧客として、バイオ医薬品開発段階の中小バイオ医薬品企業、バイオベンチャーが挙げられる。世界全体の経済状況の悪化により、これらの企業の経営の不安定化が起き、受託製造の延期や遅延がもたらされ、BCMOの売上の減少に繋がったと見られる。

ペプチド医薬品
2010年のペプチド質医薬品を扱うBCMOの市場規模は6.0億ドル(約480億円)である。ペプチド医薬品の受託製造市場は2008年度から微減傾向となっており、2010年度でおよそ6億ドル程度であると推測される。微減傾向である主な理由は新興企業の登場による受託価格の低下、合成技術の向上による受託単価の下落などが挙げられる。

核酸医薬品
2010年の核酸医薬品を扱うBCMOの市場規模は1.5億ドル(約120億円)である。核酸医薬品の開発候補品は増加傾向にあるものの、受託製造市場のけん引となる製品化に至っているものがほとんどなく、市場も伸び悩んでいる。特にここ数年は大型品の開発中止やRocheなど大手製薬企業の核酸医薬品開発からの撤退によってさらに厳しい状況に置かれている。

• 将来展望
  ✓ 新規タンパク質医薬品市場の拡大
  ✓ バイオシミラー市場への期待
  ✓ ペプチド質医薬品への期待

新規タンパク質医薬品市場の拡大
2010年の世界の医薬品市場は約8,500憶円と見られるが、そのうちタンパク質医薬品市場は2010年で1,400億円に上る。また、医薬品上位13品目においてタンパク質医薬品は6品目ランクインしているが、これら6品目は2009年〜2010年の間で年率16%を誇る成長率を示している。
既存の医薬品市場の伸びが頭打ちとなる中、バイオ技術を活用した、従来にない効き目の新薬が期待されており、今後、製薬企業はバイオ医薬品の創薬研究に一層資源を集中させることが予想される。

バイオシミラー市場への期待
第1世代のタンパク質医薬品、第2世代の抗体医薬品が、続々と特許切れを迎えている。これらのバイオ医薬品はブロックバスターとなっており、市場性が非常に高い。そのため、世界的なバイオシミラーの開発競争が進められている。
バイオシミラーへの参入には、バイオ医薬品製造のための施設・設備、人員、経験等が必要である。そのためBCMOがバイオシミラーの受託製造を担う事例も増加しており、BCMO市場の拡大要因となっている。一方、拡大するバイオシミラー市場を見越して、BCMO自身が戦略的にバイオシミラー開発事業そのものに参入するケースも増えている。

ペプチド質医薬品への期待
ペプチド医薬品受託製造市場の展望については、ペプチド医薬品の開発が積極的に行われていることから今後は順調に市場拡大していくものと思われる。特に以下の3点が市場拡大の大きなポイントとなる。
 1) 大型品の特許切れによるジェネリックペプチドの販売
 2) ペプチドの用途拡大
 3) 新興国のペプチド医薬品を扱う受託製造企業の台頭

本書の概要

レポート名
2012年版世界のバイオ医薬品受託製造企業の現状と将来展望
発刊日
2012年2月29日
体裁
A4 / 220ページ
販売価格
120,000円+消費税
発行
株式会社シード・プランニング
掲載項目
Ⅰ.総括
  1. 定義
  2. バイオ医薬品受託製造企業の役割
  3. バイオ医薬品受託製造業務の特徴
  4. 市場
  5. 企業動向
  6. 将来展望
Ⅱ.調査結果一覧
  1. タンパク質医薬品
  2. ペプチド質医薬品
  3. 核酸医薬品
Ⅲ.企業個票編
   調査対象企業36社の個票を掲載
本件に関するお問合せ先
株式会社シード・プランニング
〒113-0034
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル 4F
TEL : 03-3835-9211(代) / FAX : 03-3831-0495
E-mail : info@seedplanning.co.jp
担当 : 野田(のだ)

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