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シード・プランニング、インターネット広告の利用状況を調査

2008/12/25

日本の有力広告主 (*) のインターネット広告利用率は約61%
2008年のインターネット広告の利用率は前年対比で微増

市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都台東区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、2008年のインターネット広告の利用状況に関する市場動向調査をおこない、このほど、その結果をまとめました。

シード・プランニングではインターネット広告市場調査を継続的に行っておりますが、今回は、日本の有力広告主 (*) 企業に対して、2008年10月中旬から12月中旬にかけてインターネット広告の使用の有無についての調査を実施し、458社から回答を得ました。

なお、調査結果の詳細は「2009年版 インターネット広告の市場動向調査」として2009年1月に刊行の予定です。

(*) 有力広告主
「有力企業の広告宣伝費 平成20年版(日経広告研究所編2008年9月30日発刊)」に掲載されている事業者およびシード・プランニングが保有する広告主リストを元に抽出した約800社。

本調査の結果のポイントは以下の通り。

日本の有力広告主(*)の60.9%がインターネット広告を利用

有効回答458社のうちインターネット広告を使用している企業は279社でインターネット広告の利用率は、全体の60.9%であることが明らかになった。

【図1】2008年の有力広告主のインターネット広告利用率

2008年のインターネット広告の利用率は前年対比で微増

2008年調査の対象458社のうち、2007年調査でも回答を得た企業227社の2007年と2008年の利用率をみると、2007年の利用率は全体の63%(143社)であったのに対し、2008年の利用率は64.3%(146社)となり、1.4%の上昇となった。

227社のうち、2008年にインターネット広告の利用を始めたのは全体の12.3%(28社)にのぼった一方で、2007年にインターネット広告を利用した企業で2008年になり利用を止めた企業は全体の11%(25社)であった。

また、2007年と2008年に継続してインターネット広告を利用している企業は全体の52%(118社)、2007年以降利用していない企業は全体の24.7%(56社)であった。

【図2】有力広告主のインターネット広告利用率の推移 2007年−2008年
【図3】有力広告主のインターネット広告利用の変化 2007年−2008年

<調査概要>

調査項目
  1. インターネット広告セグメントマーケット別市場規模予測 2008年−2013年
    (ディスプレイ広告市場、リスティング広告市場、アフィリエイト広告市場、モバイル広告市場)
  2. 広告主のインターネット利用動向調査(88社)
  3. 事業者ヒアリング調査結果(約20社)
調査対象
インターネット広告関連事業者約30社
日本の有力広告主企業約800社
調査方法
訪問・電話によるヒアリング調査
電話・FAX・mailによるアンケート調査
本件に関するお問合せ先
株式会社シード・プランニング
〒113-0034
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル4F
TEL : 03-3835-9211(代) / FAX : 03-3831-0495
E-mail : info@seedplanning.co.jp
担当 : 野下(のした)