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通信モジュール端末の2020年の展望

2012/01/05

◆ 2020 年度の国内携帯電話モジュール端末市場は、
  ✓ 契約数で、2010 年度比9.8倍の4,652万契約が見込まれる。
  ✓ 金額ベース(端末と通信サービス料金)で、2010年度比4.7倍の2,773億円と予測。
◆ 業務効率化、IT、セキュリティ監視、見守り、ホームヘルスケア、交通テレマティクスなどが
  年間100 万契約以上の市場を形成する。

市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、携帯電話通信モジュール端末の2020年における将来展望を分析・予測する調査を行い、このほど、その結果をまとめました。

携帯電話通信モジュール端末は、2000 年以前から利用されており、最近数年間でデジタルフォトフレーム等新たな市場創造があり、注目となっています。とくに、業務効率化のための電力テレメータ/スマートグリッドや交通渋滞の軽減に役立つと期待されるテレマティクス、高齢者見守り等のホームヘルスケア、セキュリティ安心安全等は、2020 年において、年間100 万台以上の市場形成が期待されています。

なお、本調査結果の詳細は、調査研究レポート「通信モジュール端末市場の現状と2020年の展望」(価格:160,000円+消費税、2011年12月13日発刊)として販売しております。

 調査結果のポイントは以下の通りです。

調査結果のポイント

◆ 2020 年度の国内携帯電話モジュール端末市場は、
  ✓ 契約数で、2010 年度比9.8倍の4,652万契約が見込まれる。
  ✓ 金額ベース(端末と通信サービス料金)で、2010年度比4.7倍の2,773億円と予測。

国内携帯電話モジュール端末市場 契約数予測
国内携帯電話モジュール端末市場 金額ベース予測

携帯電話モジュール端末は、以前から建設機械や自動販売機への装着による業務効率化やセキュリティ・盗難対策などで利用されていたが、最近、ホームヘルスケア、セキュリティ、見守り、デジタルフォトフレームへの搭載など新しい需要開拓が行われている。

国内の携帯電話モジュール端末市場は、2020年度で4,652万契約(高位予測)で、年間1,079万台、金額市場(端末と通信サービス料金)2,773億円と予測した。2010年度では、それぞれ契約数477万台、年間230万台、金額市場584億円であり、契約数では約9.8倍(高位予測)の増加が見込まれる。

世界の携帯電話モジュール端末市場は、2020年で、12億4,000万契約となり、2010年(8,000万契約)対比で15.5倍に増加すると予測。地域別では、EUとアメリカにおいて人口とほぼ同数の普及が見込まれる。

◆ 業務効率化、IT、セキュリティ監視、見守り、ホームヘルスケア、交通テレマティクスなどが
  年間100 万契約以上の市場を形成する。

年間100万契約以上の需要が発生する分野

調査概要

調査内容および調査方法
(1) 通信モジュール端末市場9 適用用途32 市場の現状および2020 年の予測
  −市場動向、ポテンシャル等
  −国内モジュール端末市場予測(2020 年/契約数/年間台数/金額市場)
(2) 2020 年における通信モジュールの将来展望
  −2020 年の社会にとって必要なサービス
  −2020 年においてポテンシャルが大きい注目市場
(3) 世界の通信モジュール端末市場
  −2010 年〜2020 年の市場予測
  −主要国・地域の動向(アメリカ、EU、中国、ロシア)
(4) 業界を取り巻く動向
  −携帯電話、LTE 4G
  −MVNO
調査方法
メーカー、キャリア等ヒアリング、及び各種情報収集分析により作成
調査期間
2011 年7 月〜2011 年12 月
本件に関するお問合せ先
株式会社シード・プランニング
〒113-0034
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル 4F
TEL : 03-3835-9211(代) / FAX : 03-3831-0495
E-mail : info@seedplanning.co.jp
担当 : 杉本(すぎもと)・井口(いぐち)