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調査レポート発刊のお知らせ
ゲノム/遺伝子情報ビジネスの現状と将来展望
−製薬・食品、・畜産など産業におけるデータベース利用の動向−
[本書のポイント]
• ゲノム、遺伝子、タンパク質などのライフサイエンスデータベースは増加の一途。
現状と課題をわかりやすく整理しました。
• 塩基配列、代謝・パスウェイ、疾患関連データベースリストを収録しました。
特に、製薬、食品、畜産分野のゲノム情報活用の現状がよくわかります。
これらの分野の関係者必読の一冊です。
市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都台東区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、このほど、「ゲノム/遺伝子情報ビジネスの現状と将来展望 -製薬・食品、・畜産など産業におけるデータベース利用の動向- 」を発刊いたしました。
我が国においても、これまでゲノム解析プロジェクトやタンパク3000プロジェクトなど大型のデータ蓄積型の研究が多数実施されてきました。これらの成果はデータベースとして個別には整備・一般公開されてきたものの、統合的に公開する体制や恒久的な維持・管理を支援する制度づくりを重視してこなかったため、散逸・逸失してしまったものも多くあります。
現在、内閣府主導のもと、我が国の研究開発を支える重要基盤として、ライフサイエンス統合データベースを構築する動きが本格的にスタートしています。将来的には省庁の垣根を越えて、国内のデータベースを一元化し、アカデミア、産業界の研究開発に還元することを目指すものです。
このような背景を踏まえ、本書は、国が推進するライフサイエンス統合データベースの現状と課題、製薬企業をはじめとした産業界におけるデータベース利用の展開などについてまとめました。
本書のポイントと概要は以下の通りです。
本書のポイント
◆ ゲノム、遺伝子、タンパク質などのライフサイエンスデータベースは増加の一途。
現状と課題をわかりやすく整理しました。
ポストゲノム時代に入り、ライフサイエンス分野では生命情報ビッグバンとも呼ぶべき大量データが産出される状況となっています。それに伴ってWeb上に公開される分子生物学関連のデータベース数もこの10年で増加の一途をたどっています。
1985年からのデータベース数の推移で見ると、「医学/薬学/生命学/生物」のライフサイエンス分野は、1985年が60件だったものが2004年には340件と約6倍に伸びています。「ビジネス、社会・人文科学、一般」は同約3.6倍、「自然科学・技術」は同2.4倍となっており、ライフサイエンス分野の伸びは著しいものがあります。
本書でのライフサイエンスデータベースの定義
本書で取り上げるデータベースとは、ゲノム配列やタンパク質などを中心としたライフサイエンス関連分野における情報を収集したデータベースです。具体的には、大学・公的研究機関で得られた分子生物学的データ、また病院・診療所における電子カルテなどの患者情報、論文などの各種文献、医薬品の安全情報、特許情報などが提供されたデータベースです。
本書では、増え続けるライフサイエンスデータベースの現状と課題を、以下のように整理して収録しました。
• ライフサイエンスデータベースを取り巻く現状ライフサイエンスデータベースの経緯/ライフサイエンスデータベースの現状と課題/統合データベース整備の動向/産業分野におけるデータベース活用の重要性/産業におけるゲノム情報活用の動向/次世代ゲノム医療のためのトランスレーショナル研究の事例/ポストゲノム時代におけるシステムバイオロジーの展開/製薬企業におけるシステムバイオロジーの活用展開/データベースの利用現状と課題
独立行政法人 農業生物資源研究所/東京医科歯科大学 難治疾患研究所/独立行政法人 医薬基盤研究所/理化学研究所 オミックス基盤研究領域
【パッケージソフト提供企業】
アクセルリス/アジレントテクノロジーズ/CTC ラボラトリーシステムズ/インフォコム/
化学情報協会/トムソン・ロイター/富士通九州システムズ
【システム・ソリューション企業の参入状況】
三菱スペース・ソフトウエア/サイエンス・テクノロジー・システムズ/ビッツ/三井情報/
日立ソリューションズ/日立公共システムエンジニアリング/アクセルリス/NEC
国際塩基配列データベース(INSD)/バイオ産業情報化コンソーシアム(JBIC)/日本PGx データサイエンスコンソーシアム(JPDSC)/SAGE Bionetworks/国際がんゲノムコンソーシアム/1,000 人ゲノムプロジェクト/ヒトプロテオーム機構(HUPO)/Worldwide Protein Data Bank(wwPDB)/Genome Reference Consortium
(独)医薬基盤研究所/京都大学化学研究所 バイオインフォマティクスセンター/(独)産業技術総合研究所 バイオメディシナル情報研究センター/日本DNA データバンク(DDBJ)/(独)農業生物資源研究所/ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)/(独)理化学研究所 植物科学研究センター/(独)理化学研究所 生命情報基盤研究部門(BASE)/JST バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)/European Bioinformatics Institute(EBI)/National Center for Biotechnology Information(NCBI)
【内閣府】
新成長戦略/医療イノベーション推進室/科学技術基本計画/東北メディカル・メガバンク構想
【文部科学省】
ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)/革新的細胞解析研究プログラム(セルイノベーションプログラム)/
日本版診断群分類(DPC)データベースを用いた臨床疫学研究/科学技術振興機構(JST)
【経済産業省】
ポータルサイトMEDALS の構築・運用/ライフサイエンスデータベースプロジェクト)
【農林水産省】
農林水産生物ゲノム情報統合データベース/画期的な農畜産物作出のためのゲノム情報データベースの整備
【厚生労働省】
レセプトオンライン化とナショナルデータベース/日本のセンチネルプロジェクト
公共データベースの実情(データベース検索用ポータルサイト、Nucleic Acids Research)/データベースにおけるデータ分類/
データベース検索ツール(ホモロジー検索、モチーフ検索、マルチプルアラインメント)
◆ 塩基配列、代謝・パスウェイ、疾患関連データベースリスト収録しました。
以下のデータベースの、URL、提供機関名、利用条件、内容・特徴、検索方法などを掲載しました。
• 核酸データベース ・・・8件
• RNA データベース ・・・14件
• ゲノムデータベース ・・・14件
• 遺伝子変異・疾患関連データベース ・・・12件
• パスウェイデータベース ・・・12件
• タンパク質データベース. ・・・7件
• 文献データベース ・・・6件
本書の概要
- レポート名
-
ゲノム/遺伝子情報ビジネスの現状と将来展望
−製薬・食品・畜産など産業におけるデータベース利用の動向− - 発刊日
- 2011年10月14日
- 体裁
- A4 /190ページ
- 販売価格
-
【書籍版】95,000円+ 消費税
【書籍版+PDF版】 125,000円+ 消費税 - 発行
- 株式会社シード・プランニング
- 目次構成
-
総括
1. 本書におけるデータベースの定義
2. 国内のデータベースサービス市場
3. ライフサイエンスデータベースのプレーヤー
4. 国が推進するライフサイエンス統合データベースの現状と展開
5. ライフサイエンスデータベースの一般的な構造と分野
6. 産業界でのライフサイエンス分野のデータベースの活用事例
第1章 ライフサイエンスデータベースを取り巻く現状
第2章 データベース運用機関の個票
第3章 データベース運用機関へのヒアリング調査
第4章 データベース利用者へのヒアリング調査
第5章 省庁におけるデータベースプロジェクトの動向
第6章 データベース利用の実際
第7章 データベースリスト
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