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日本のバイオベンチャーの現状と製薬企業とのアライアンスの意義
フォーラム概要
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フォーラム詳細
14:30〜15:30
【調査報告】
2005年版 医薬品開発戦略分析総合調査 第1巻
株式会社シード・プランニング
主任研究員 宮崎 修
【関連レポート詳細】
2005年版 医薬品開発戦略分析総合調査 第1巻
15:45〜17:15
【講演】
日本のバイオベンチャーの現状と製薬企業とのアライアンスの意義
株式会社いちよし経済研究所 企業調査部
首席研究員 山崎 清一 氏
- 新薬開発におけるバイオベンチャーの役割は世界的に高まる傾向にある
- 欧米大手製薬企業はパイプライン拡充のためバイオベンチャーとの連携強化
- 日本でも創薬および創薬基盤技術バイオベンチャーが育ちつつある
- 日本の製薬企業も開発効率化のためバイオベンチャーとの連携を模索し始めた
- 日本のバイオベンチャーの現状と課題および製薬企業が提携する意義とは
2004年に米FDAが認可した36品目の内、20品目がバイオベンチャーの製品となるなど、新薬開発におけるバイオベンチャーの役割は世界的に高まる傾向にある。新薬開発の効率化およびパイプラインの拡充が重要課題となる中、欧米の大手製薬企業がバイオベンチャーとの連携を強め、彼らのもつ新薬候補や創薬基盤技術を積極的に活用していることなどがその背景にあると見られる。
一方、日本ではバイオベンチャーの歴史が浅いこともあり、製薬企業のパートナーにふさわしい技術や新薬候補をもつ企業は少なかった。日本のバイオベンチャーの上場社数がわずか14社という状況もそのことを裏付けている。
しかし近年ようやく日本でも、臨床ステージの進んだ開発品をもつ会社や新薬開発の効率化を実証した技術をもつ企業が育ち始め、国内外の製薬企業からの関心が高まりつつある。こうした動向を踏まえ、日本のバイオベンチャーの現状と課題、製薬会社にとっての提携の意義なども、具体的な事例をまじえて講演。
17:15〜
懇親会
講師プロフィール
山崎 清一 氏
旧安田生命保険の投資部門にて通算13年間、医薬品セクターを中心にアナリスト業務に携わり、2000年いちよし経済研究所入社。バイオベンチャーを専門に調査する証券アナリストとして活動中。バイオベンチャーの動向を幅広くとらえるため上場企業のみならず、未上場企業も調査対象としている。大学発バイオベンチャー協会の運営にも幹事として参画。
日経BP社『バイオベンチャー大全』の「株式上場後に気をつけるべきこと」を執筆。その他、バイオベンチャー投資をテーマとした、講演、講義、テレビ、雑誌原稿執筆など多数。
参加方法
本回のSPフォーラムは無事終了いたしました。多数のご参加をいただき、誠にありがとうございました。