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セルフメディケーションと薬剤師の役割について調査結果がまとまりました

2009/09/08

薬購入時に約4割が薬剤師・店員に何らかの相談をしている。相談内容は「自分の症状に合う薬の選び方」が約7割
医薬品選択時の薬剤師の助言は7割が「重要」と考えている
薬剤師の説明義務付けで、女性7割が「第1類医薬品を安心して購入できる」と回答

市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都台東区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)とインターネット調査の株式会社ゲイン(本社:東京都港区 広瀬篁治社長、以下ゲイン)は、セルフメディケーションと薬剤師の役割に関する調査を行い、このほど、その結果をまとめました。

本年6月1日、改正薬事法が施行されました。国民がOTC医薬品(一般用医薬品)を安全、且つ効果的に使用できるようにするための改正ですが、背景には、高騰する我が国の国民医療費の問題があります。高騰する医療費を適正化するために、疾病予防や、セルフメディケーション推進などが打ち出されていますが、薬事法の改正により、薬剤師のサポートのもとで、適切なOTC医薬品を使用することにより、診療回数を減らして医療費を抑制しようとするものです。

このような背景の下、シード・プランニングとゲインは、セルフメディケーションと薬剤師の果たす役割について、生活者はどのように考え、期待しているのかを調査いたしました。同時に最近1ヶ月間のOTC医薬品の購入状況も把握しました。

本調査結果の詳細は、調査研究レポート『小売業態変革の時代におけるOTC医薬品購入の変化とセルフメディケーションの浸透度追跡調査』(2009年8月26日発刊、企画・編集:シード・プランニング、調査:ゲイン、PDF版)として販売しております。

調査結果のポイントは以下の通りです。

薬購入時に約4割が薬剤師・店員に何らかの相談をしている。相談内容は「自分の症状に合う薬の選び方」が約7割

第1類医薬品の購入時には、薬剤師からの情報提供が義務づけられている。そのほかの医薬品については必ずしも必須ではないが、すべてのOTC医薬品については、リスク別分類に関わらず、専門家に対して質問や相談にのってもらえることになっている。
薬を買いに行ったときに薬剤師あるいは店員に相談するかどうか聞いたところ、「必ずする」との回答は全体(n=1000)で4.5%、「時々する」が36.4%。約4割の人が何らかの相談をしている。
相談している人の相談内容は、「自分の症状に合う薬の選び方」との回答が約7割。相談内容は性別や年代により異なる。

薬剤師あるいは店員への相談内容ベスト5
性年齢別相談内容
  • 「自分の症状に合う薬の選び方」は女性50代(86%)と男性40代(75%)が高い。
  • 「薬の効能や副作用について」は、男性30代(74.2%)、女性60代以上(68.4%)が高い。
  • 「薬の飲み方」は、男性20代(63.6%)が最も高く、女性ではどの年代も概ね3割以下。

また、「自分の健康不安」について相談したいとの回答は男女とも20代が全体の平均(11.7%、)に比べ高く、男性20代が21.2%、女性20代25.6%であった。

医薬品選択時の薬剤師の助言は7割が「重要」と考えている

医薬品選択時の薬剤師の助言の重要度について、全体では約7割が「重要である」と回答した。そのうち、「非常に重要である」との回答は約17%であった。しかしながら、男女間には大きな差が見られることがわかった。

薬剤師の助言の重要度
  • 男性は「重要である」との回答は、全ての年代において6割台であったが、女性は7割を超えた
  • 女性は年代が上がるにつれ、「非常に重要である」との回答割合も上昇する
  • 女性は全ての年代において「重要である」との回答が7割を超え、特に60代以上では、4人に1人以上が「非常に重要である」と回答した
  • 男性に比べ、女性には適切なアドバイスが受け入れられる傾向がみられる
  • 男性は、「重要ではない」とする人の割合が平均3割を超えた
  • 男性30代は、前問において薬剤師に相談しない理由として30.4%が「自分で調べるので相談の必要がない」と回答しており、薬剤師に頼らず、医薬品を使用する傾向が他の年代に比べ強い

薬剤師の説明義務付けで、女性7割が「第1類医薬品を安心して購入できる」と回答

第1類医薬品の購入にあたり、薬剤師の説明が義務づけられたので安心して購入できると思うかに対して、「そう思う」が51.5%で最も高く、以下、「どちらともいえない」(39.7%)、「そう思わない」(8.8%)、と続く。

  • 男女とも60代は他の年代に比べ「そう思う」との割合が高く、特に女性では7割が「安心して購入できる」と回答した
  • 男性より女性の方が「安心して購入できる」と思う人の割合が高い
  • 男性30代〜50代では「そう思う人」の割合が低く、4割程度に留まった
説明義務付けで、第1類医薬品を安心して購入できるか

<調査概要>

調査対象
20代以上の男女1,000名 (東京23区在住)
各年代200名 (男性/女性: 20代、30代、40代、50代、60代以上)
調査対象
最近1ヶ月の医薬品購入動向/医薬品の販売方法の変化に対する認知度
薬剤師、店員への相談状況/薬剤師や登録販売者への相談状況と期待するサポート
第1類医薬品の利用意向/医薬品情報の収集
セルフメディケーションの認知度と実施状況/かかりつけ医、かかりつけ薬局、お薬手帳の有無
調査方法
インターネットによるアンケート調査
調査期間
2009年7月〜8月 (ネットリサーチは2009年7月下旬)
本件に関するお問合せ先
株式会社シード・プランニング
〒113-0034
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル4F
TEL : 03-3835-9211(代) / FAX : 03-3831-0495
E-mail : info@seedplanning.co.jp
担当 : 奥山(おくやま)

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