セミナー/フォーラム

ホーム > セミナー/フォーラム > SPフォーラム > 2005年 > 第166回

製薬企業と知的財産

フォーラム概要

テーマ 製薬企業と知的財産
開催日・時間 2006/08/24(木) 14:00〜17:00
会場 株式会社シード・プランニング セミナールーム

フォーラム詳細

14:00〜15:30

【講演】
製薬企業と知的財産

講師
大阪工業大学 大学院 知的財産研究科
(元 武田薬品工業株式会社 知的財産部 特許GM)
教授   宇佐見 弘文 氏
I. 製薬企業における知的財産
  • 医薬品保護と知的財産権、その特徴
  • 医薬品開発と権利による保護期間
  • 特許戦争と製薬企業の発展
  • 製薬企業の発展のための課題
  • 製薬企業の生命線(特許戦略)

II. 製薬企業のための特許戦略
  • 特許戦略とその狙い
  • 特許戦略策定の時期
  • 特許戦略策定に必要な情報
  • 特許戦略に係わる人
  • 特許戦略
    (出願戦略、権利化戦略、情報戦略、係争戦略、コスト戦略、管理戦略)
  • 特許の価値評価と未活用特許の利用

製薬企業の発展のために現時点及び将来的に如何なる経営戦略を考えればよいのかを、経営戦略と一体である知財戦略特に特許戦略を中心に、医薬品開発の課題と解決に必須である特許戦略を解説する。

15:45〜17:00

【講演】
創薬シーズ・基盤技術等流通市場

講師
大阪商工会議所 経済産業部長
児玉 達樹 氏
  • 我が国初創薬シーズ・基盤技術創薬に限定した特許流通市場の特色
  • 創薬シーズ・基盤技術創薬に限定した特許流通市場の概要・構成者
  • 市場への掲載情報概要(買い案件、売り案件)、会員のメリット など

新薬開発は成功率が低く、長期の膨大な費用が必要なことから、製薬企業は開発の選択と集中を進める一方、基礎研究・臨床実験が終了した成果を大学・ベンチャー企業から買い取る動きを強め、また、開発中止品を他社にライセンスして、開発費の一部を回収することも望んでいる。

このような背景から医薬品候補物質(創薬シーズ)や、創薬で使われる技術(基盤技術)の売買情報を掲載する日本初の創薬特許流通サイトを創設。その構築について紹介する。

講師プロフィール

宇佐見 弘文 氏

1972年 京都薬科大学 薬学部薬学科 卒業
1972〜2005年 武田薬品工業株式会社 知的財産部
2001〜2002年 京都大学大学院法学研究科 客員教授
2004〜2005年 日本知的財産協会 関西化学部会担当理事
2005年 大阪工業大学大学院 知的財産研究科 教授

参加方法

本回のSPフォーラムは無事終了いたしました。多数のご参加をいただき、誠にありがとうございました。