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厚生労働省の保健統計、疫学調査の概説と「社会医療診療行為別調査」の利用法

講座概要

テーマ 厚生労働省の保健統計、疫学調査の概説と「社会医療診療行為別調査」の利用法
開催日・時間 2005/05/13(金) 14:00〜16:45(質疑応答を含む)
会場 株式会社シード・プランニング セミナールーム

講座詳細

14:00〜16:45(質疑応答を含む)

【講演】
厚生労働省の保健統計、疫学調査の概説と「社会医療診療行為別調査」の利用法

講師
昭和大学医学部 公衆衛生学教室
教授 川口 毅 先生
  • 保健統計の必要性
  • 傷病統計の種類、傷病量の把握方法
  • 各種の保健・医療・福祉統計の利点と欠点
  • 疫学調査の概要
  • 「社会医療診療行為別調査」の利用法
主な内容
  1. 厚生労働省の保健統計の概説
    1. 保健統計の必要性
      (1) 最近の我が国における保健・医療・福祉の変革
      (2) 社会的背景
      (3) 医療経済評価
    2. 傷病の定義と範囲
      (1) 定義
      (2) 各定義の欠点
      (3) 具体的な問題点
    3. 我が国で行われている傷病統計の種類
      (1) 統計の種類
      (2) 地域別観察時の注意点
      (3) 特定疾患に対する統計
    4. 各種の保健・医療・福祉統計の利点・欠点
      (1) 人口動態統計
      (2) 患者調査
      (3) 国民健康保険疾病分類統計
      (4) 国民生活基礎調査
      (5) 地域保健・老人保健事業報告
      (6) 介護サービス施設・事業所調査
      (7) 食中毒統計
      (8) 感染症サーベイランス
      (9) 医療施設調査・病院報告

  2. 社会医療診療行為別調査の利用法
    1. 調査目的
    2. 分析方法
    3. 調査客体
    4. 利用上の注意
    5. 問題点
テキスト目次
第1章 厚生労働省の保健統計の概説
I
保健統計の必要性
II
傷病の定義と範囲
III
我が国で行なわれている傷病統計の種類
IV
傷病量の把握方法
V
各種の保健・医療・福祉統計の利点・欠点
第2章 社会医療診療行為別調査の利用法
第3章 患者調査の理解と活用
第4章 「国民健康・栄養調査」の理解と活用
第5章 既存資料による地域診断
第6章 疫学
【付属資料】
内容見本

第1章  厚生労働省の保健統計の概説

I  厚生労働省の保健統計の概説
製薬関係の方々にとって保健統計が必要な理由は、例えば新薬の開発や発売にあたってマーケティングリサーチや開発の是非・方針決定のための資料として、全国あるいは地域のその薬の治療対象となる疾病の頻度や分布・・・

II  傷病の定義と範囲
傷病とは疾病と負傷のことである。厚生労働省は、現在、国民の疾病と負傷の状況を把握するため、患者調査と国民生活基礎調査を行なっている。これらの傷病統計は、全国または地域における傷病量を把握するだけでなく・・・

参加方法

本回の患者・疫学調査研究会 厚生統計講座は無事終了いたしました。多数のご参加をいただき、誠にありがとうございました。

次回以降の開催予定につきましては、最新年度のスケジュールをご確認ください。