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医薬品産業動向/企業分析 講演会

2009年度決算分析から2010年度へ
『医薬品産業動向/企業分析 講演会』

日時:2010/07/22(木) 14:30〜17:30 (開場14:00)

会場:株式会社シード・プランニング 東京本社 セミナールーム

特許失効、薬価切り下げ、長引く経済的不況や各国の医療政策の変化など、製薬企業の業績に影響を与えるさまざまな要因がある中で、各社は戦略の転換へ動き出しています。
本セミナーでは、2009年度の決算分析と今年度の業績の見通しや注目点、経営計画について、この分野を専門とするアナリスト・酒井文義氏にご講演いただきます。

セミナー詳細

14:45〜16:00

【第1部】
国内医薬品企業の現状分析
2010年度業績見通しと注目点

講師 (第1部・第2部共に)
クレディ・スイス証券株式会社 株式調査部
酒井 文義 氏

国内では新薬創出加算が組み込まれた新薬価制度が導入され、米国ではオバマ大統領のヘルスケア改革が進行中。欧州でも医療費抑制の動きは強まっている。こうした事業環境が変化するなか、医薬品業界はこれまでのように安定的な収益を確保し、それを新薬開発へ 再投資というビジネスモデルが維持できなくなる可能性が高まっている。ジェネリックの使用 促進なども追い討ちをかける中、各社の業績はどのようになっていくのか?

16:15〜17:30

【第2部】
生き残りを賭した各社の中期経営計画を分析

新薬開発の成功確率向上が不可避である。自社開発が難しければ、他社製品導入。ただし導入には相当額のキャッシュが必要となるが、収益が低下すると研究開発に支障をきたす。医薬品企業はこれまで積み上げてきた金融資産を活用して海外企業買収に乗り出しているが、成果を上げた企業はまだないと言える。各社の中期経営計画から、今後の医薬品産業の動向を考える。

講師プロフィール

酒井 文義 氏

(経歴)アリゾナ州立大学財務学部を卒業後、英国の化学会社ICI(インペリアル・ケミカル・インダストリーズ)に入社し、5年間、日英で勤務。その後、山一証券経済研究所企業調査部、ソシエテ・ジェネラル証券調査部、2002年からドイツ証券株式調査部でほぼ一貫して医薬品セクター担当アナリストを務める。2005年7月よりクレディスイスファーストボストン証券会社(現クレディ・スイス証券株式会社)入社。株式調査部ディレクター、シニアアナリストとして勤務。同年の米国Institutional Investor誌アナリスト・ランキングで同部門3位。日本証券アナリスト協会検定委員、ディスクロージャー研究会医薬品専門部会委員。長年の業界経験と国内外の人脈を駆使したリサーチに定評がある。クレディ・スイスグループのグローバルリサーチネットワークを活用し、日米欧亜の医薬品業界を横断的に分析する情報提供力は高く評価されている。医薬品業界の現状を憂いつつ、日本版Good Pharmaceutical Company誕生のための支援を惜しまない。

2010年度 医薬品産業動向/企業分析 講演会は無事終了いたしました。多数のご参加をいただき、誠にありがとうございました。