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市場調査とコンサルティングのシード・プランニング [ SEED PLANNING ] - 認知症は中核症状(記憶障害等)が治らなくても、周辺症状さえ良くなれば、介護はずっと楽になる
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認知症は中核症状(記憶障害等)が治らなくても、周辺症状さえ良くなれば、介護はずっと楽になる

医療介護共同研究会[地域包括ケアシステム研究会]の概要

テーマ 「認知症予防と上手な介護のポイント」
「熊谷式3段階認知症治療介護ガイドBOOK」の筆者が語る
認知症は中核症状(記憶障害等)が治らなくても、周辺症状さえ良くなれば、
介護はずっと楽になる
開催日・時間 2013/02/22(金) 14:00〜17:00
会場 株式会社シード・プランニング 東京本社 セミナールーム

[地域包括ケアシステム研究会]の詳細

14:00〜17:00 先進事例発表 1時間15分 / ディスカッション 1時間 ほか

【先進事例】
認知症は中核症状(記憶障害等)が治らなくても、周辺症状さえ良くなれば、介護はずっと楽になる

講師
医療法人社団京浜会理事長 日本慢性期医療協会理事
東京都病院協会理事 蒲田医師会副会長 日本脳神経外科認定専門医
熊谷 頼佳 先生
 【講演要旨】:
「認知症は中核症状(記憶障害等)が治らなくても、周辺症状さえ良くなれば、介護はずっと楽になる」
医療法人社団京浜会理事長 熊谷頼佳

筆者はアルツハイマー型認知症周辺症状を医師でなくても判定できる簡単な方法で3段階に分類し、3段階に応じた治療介護を選択することにより、速やかに周辺症状を改善させることに成功した。3段階ケアの特徴は、患者と最も長く接触する介護者が経験したり観察した日常生活動作障害の情報を、医師・看護師・介護士らと共通の尺度を用いることにより、共有できるようになったことである。今まで医師は、周辺症状を改善する治療法を知っていたとしても、それを有効に使うための情報取得や、効果を判定するモニタリング手段がなかった。このためややもすると薬物治療効果が過剰になったり、または無効にもかかわらず漫然と同じ治療が続けられていたりしていた。筆者は典型的なアルツハイマー型認知症では、早ければ数日以内に周辺症状を改善し、2週間程度で落ち着いた入院療養生活が送れるようにしている。その成果の一端を紹介したい。
さらに筆者は、アルツハイマー型認知症が物忘れか始まるよりも20年以上前から病気は進行しているので、早期発見し、早期治療を開始すべき意義も強調したい。早期発見のための簡易検査法の開発、さらに予防的治療についても研究を進めている。アルツハイマー型認知症以外のタイプについても、治療法を開発している。認知症患者数は爆発的増加をたどっているので、従来の様な悠長な診療体制ではとても追いつかない。高齢者健診に認知症スクリーニングテストの導入を地元大田区に提案している。また慢性期医療を効率的に行うために、病院・診療所・特養・老健の集合・集積する案も提言している。筆者の治療法は著書と講演会を通じて地元医師会会員にも広く伝え、共感を得ている。
 プログラム:
  1. はじめに
    ・医療介護共同研究会 会長 岡本 茂雄 挨拶
  2. 参加企業・団体紹介
  3. 先進事例発表(1時間15分)
    「認知症は中核症状(記憶障害等)が治らなくても、周辺症状さえ良くなれば、介護はずっと楽になる」
      講師:医療法人社団京浜会理事長 熊谷頼佳先生
  4. 質疑応答およびディスカッション(1時間)

講師プロフィール

熊谷 頼佳 先生

1952年生。1977年 慶応義塾大学医学部卒業、同年  東京大学脳神経外科学教室入局。 東京警察病院、東京大学医学部付属病院、都立荏原病院、自衛隊中央病院脳神経外科勤務をへて、1985年 新京浜病院院長、1992年 京浜病院院長。2012年 医療法人社団京浜会理事長、他に日本慢性期医療協会理事、東京都病院協会理事、蒲田医師会副会長、日本脳神経外科認定専門医。
【著書】「認知症予防と上手な介護のポイント」 (日本医療企画) 「熊谷式3段階認知症治療介護ガイドBOOK」
京浜病院http://www.keihin-hospital.jp/
日慢協公式ブログmanseiki.net/?p=1723

本回の医療介護共同研究会[地域包括ケアシステム研究会]は無事終了いたしました。多数のご参加をいただき、誠にありがとうございました。