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ブロードバンド映像配信(IP放送、VOD、DL)のユーザー調査を実施
有料DL(ダウンロード)サービスの利用意向は、VODを上回る50%
調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(東京・台東 梅田佳夫社長)は、ブロードバンド映像配信(IP放送、VOD、DL)のユーザー調査を実施し、調査研究レポート「ブロードバンド映像配信ビジネスの市場動向とユーザーニーズ調査」(2006年9月27日発刊)にまとめた。
株式会社シード・プランニングでは、ブロードバンドサービスをはじめ、映像配信、音楽配信などの市場について継続的に調査を行っている。今回のレポートではブロードバンドを利用する映像配信サービスについて、IP放送、VOD、ダウンロード別に、ブロードバンドユーザー(有効回答300人)の利用意向を調査し、今後の課題を明らかにし、2010年までの普及予測を行った。
本調査の結果のポイントは以下の通りである。
有料ダウンロードサービスの利用意向
映像の有料ダウンロードサービス(EST:Electronic Sell Through)に対するユーザーの利用意向は、ブロードバンド利用者の50.4%となり、かなり高いポテンシャルを示す結果となった。50%の利用意向のうち、「是非利用したい」と「いずれ利用したい」を合わせた利用意向は、25.4%である。ダウンロードサービスに対する利用意向は、IP放送やVODサービスの利用意向を上回っており、ダウンロード後にDVD等にコピーできるサービスが実現した場合、更に利用意向が高くなることが示された。
VODの複数TVでの視聴意向
VODサービスの視聴意向がある人の約6 割が、2台目、3台目のTVでの視聴を潜在的に希望している。VODサービスがかなり普及していると考えられる2〜3年後には、高画質の映像が2台目、3台目のTVで問題なく視聴できる環境の提供が必要になってくるものと予想される。
<調査概要>
- 主な調査項目
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IP放送、VOD、ダウンロード、EST+モバイルの各利用意向
TV向け/PC向けサービスの満足度、不満点
TVとPCの同時利用・視聴のライフスタイル(意外に多い同時利用・視聴)
IP放送、VOD、ダウンロードで選択する料金支払い方法、支払い可能金額
2台目、3台目のTV、PCでの視聴意向、2台目TVの最適な接続方法等
映像配信事業者の最新動向、普及予測(2004年〜2010年) - 調査対象
- ブロードバンドを週1回以上利用している16歳〜69歳のユーザー300人
TV向け、PC向け主要映像配信事業者、関連企業約40社 - 調査方法
- インターネットによるWebアンケート
映像配信事業へのヒアリング、公開情報収集の併用 - 調査期間
- 2006年7〜9月 (アンケート調査実施は2006年9月2〜9月7日)
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