2004年版 最新 電子カルテの市場動向調査 第三編 シード・プランニング オンラインショップ

• 診療所向け電子カルテの実態を現場の医師にインタビュー調査
• 電子カルテの導入状況・運用状況
• 現在稼動中の電子カルテのメリット・デメリット

全国に診療所は約94,000施設あります。その中で電子カルテを導入している施設は未だ5%程だとされています。厚生労働省のグランドデザインの数値目標では平成18年度までに全国の診療所の6割以上に電子カルテを導入することが掲げられています。この数字はやや非現実的となってきましたが、それでも新規開業の診療所を中心に電子カルテの普及は急速に進んでいます。

2004年のモダンホスピタルショーでも、診療所向け電子カルテ・ベンダーが数多く出展し、活況を呈していました。今や診療所向け電子カルテ市場は非常にホットになっているといえます。また医師向けの情報誌等でも盛んに電子カルテの特集記事が企画され、今や電子カルテは1つのブームになっているとも言えます。

2003年冬、2004年春に弊社が発行した『最新 電子カルテの市場動向調査 第一編/第二編』では、病院向けの電子カルテに焦点をあて、電子カルテを既に導入した病院の実態、電子カルテをまだ導入していない病院のニーズに焦点をあてました。今回はその続編として、急速に普及が進む診療所の電子カルテの導入状況調査を中心に調査・取材を行い、今後取り組むべき課題と電子カルテ発展のための情報を提供します。