ネットとテレビ−欧米市場にみる「テレビの未来」最新事例−

講師
ヤフー株式会社　マーケティング・ソリューション・カンパニー　エバンジェリスト
志村 一隆 氏

スマートテレビ以降、ソーシャルテレビ、セカンドスクリーンといったサービスが発展してきました。
現在、状況は、そうした流通レベルのイノベーションからコンテンツレイヤの革命へ進んでいます。
Aereo、Multi Contents Networkなど新たな勢力の勃興を分析、解説します。

Part1　米国の映像市場動向

• コンテンツ制作を重視するネットフリックスの動向
• ローカル放送局をネット配信するAereoとはなにか？
• 大型買収（AT&TとDIRECTVなど）の動向

Part2　新たなコンテンツプレーヤー

• MCN（Multi Contents Network）の動向
• 勃興するYouTuberなど新たなCGMプレイヤー

Part3　2020年にむけて

• 放送とネットの関係性はどうなるのか？
• 周波数を巡る課題

講師および参加者の情報交流

2014年6月からヤフー株式会社マーケティングイノベーション室で、映像関連のエバンジェリストで活動中。
1991年WOWOWに第1期生として入社、有料コンテンツビジネスの立ち上げを経験。
2001年にモバイルコミュニティを広告モデルで運営する「ケータイWOWOW」を創業、業界の先駆けとなる。
2007年から株式会社情報通信総合研究所で海外のメディア、コンテンツ、広告の動向を追っている。
著書に「明日のテレビ−チャンネルが消える日」（朝日新聞出版）、「ネットテレビの衝撃」（東洋経済新報社）、「明日のメディア」(ディスカバー・トウェンティワン)。
1991年早稲田大学卒業、2001年にエモリー大学でMBA、05年に高知工科大学で博士号を取得。水墨画家としても活躍。