流山市〜新総合事業を活用した2025年対応型地域社会づくり

介護保険制度の改正により、平成27年度より要支援１・２の訪問介護・通所介護が予防給付から外れ、地域支援事業が再編成されます。各自治体は、3年以内に「新しい介護予防・日常生活支援総合事業」へとこれらを移行し、地域の資源を生かしたサービスを作らなければなりません。
コミュニティ施策に長年取り組んでこられた千葉県流山市は、活発な自治会の活動のほか、地域の支え合い活動を目的としたNPO法人、生活協同組合等が活動しており、これらの資源を生かし、平成27年度４月よりいち早く「新しい介護予防・日常生活支援総合事業」をスタートされました。
「新総合事業のために何をするか」という視点ではなく「新総合事業を活用して何をするか」という発想から、「新総合事業を活用した2025年対応型地域社会づくり」を掲げる同市の取り組みについて、流山市健康福祉部介護支援課　早川仁課長にご講演いただき、参加者を交えてディスカッションを行います。

大学卒業後、株式会社クラレにおいて介護ショップの事業化を皮切りに、株式会社三菱総合研究所において介護・医療分野を担当。明治生命グループ（現明治安田生命保険相互会社）において、介護および医療分野を担当、２事業会社を設立。2007年10月セントケア・ホールディングに入社、新規事業開発ならびに訪問看護事業部門の責任者として、新規保険会社の設立や、最大規模の訪問看護ネットワークを構築。1998年には「医療・介護・健康・社会保障全般に関する知識習得、事業戦略を前向きに研究すること」を目的とした「医療介護共同研究会」を設立、現会長。